- From: 木田泰夫 <kida@mac.com>
- Date: Wed, 6 Sep 2023 22:47:19 +0900
- To: Yamamoto Taro <tyamamot@adobe.com>
- Cc: JLReq TF 日本語 <public-i18n-japanese@w3.org>
Received on Wednesday, 6 September 2023 13:47:39 UTC
> 2023/09/06 19:17、Taro Yamamoto <tyamamot@adobe.com>のメール: > > 反対していることがあるとすれば、それは、行長を文字サイズの整数倍に設定するか、しないか、ジャスティファイするか、しないか、の二者択一の問題にしてしまって、その上で、現代のWebでは、行長を文字サイズの整数倍に設定しないで、ジャスティファイしない方法を許容すべき場合が多い、そして、それが将来主流になるに違いないのだから、それだけを奨励すべきだ、という考えがあるとしたら、それには反対だ、というのが私の考えです。 とすると、私はそんなこと一言も言っても、考えてもいませんので、その点は安心していただいて良いかと思います。 下農さん曰く: > もちろん、これは、活版以降の基本版面からおろしてくる"美しい"日本語組版をなくすという話では全くなく、状況が変わってきている中で何らかの指針を「追加で」出さないと困る場面が増えていることに前もって対応する、という議論かなと思ってるのですが、いかがでしょうか? まさに。 私は、どのような場合にどのような理由で整数倍が意味を持つのか、どのような場合にその前提が崩れるのか、そして前提が崩れている場合にどのようにすべきか、を理解しようとしているんです。今までより多様でこれからも変化してゆくデジタルの世界において、このような判断のための材料こそが jlreq-d にあるべき情報だと信じるからです。 前者二つはある程度良く理解できたように思っています。まだわからないのは三つ目。敏先生が言われた「この問題は,解決策は少ないのですが,何か考えないといけないと思っています」です。この点に関して山本さんや敏先生のお知恵を拝借したいです。 石井さん曰く: > それでも整数倍にする意味がある、という話をこの本で読みました。 > オンスクリーン タイポグラフィ 事例と論説から考えるウェブの文字表現 > https://books.rakuten.co.jp/rk/0c967e647bea36be8d4195f556ffb7ff 石井さん多謝。早速購入して読み始めました。 木田
Received on Wednesday, 6 September 2023 13:47:39 UTC