RE: 次回ミーティングは次の火曜日29日の10時から

木田さん
コメントいただきありがとうございます。

  *   全角一つ分の空間を例えば一行40文字に分散させると、各文字の間に全角の1/40(正確には1/39)の空間が足されることになりますね。これを「一切なくなって」と表現できます? 例えば一行10文字なら、追加の調整量が1/9となって明らかに見分けられますね。
1/39というのは、全角を1,000ユニットとすると約26ユニットです。本文を9 ptで組んだ場合だと、このアキはほんのスペーシングがほんの少しゆるくなる程度で、比較しなければ見つからない場合も多いかもしれません。しかし、本来ベタで組まれた状態が再現不可能になってしまう(ベタで組まれないのが常態になってしまう)のは問題だと思います。ただ、その問題が無視できるかどうかについては、異なる意見があるかもしれません。

  *   はい、私もそのクチです。その場合は字下げの方法で段落を示すのではなく、欧文風の空行で示す方法の相性がよさそうです。
パラグラフ間に字下げの代わりに空行を空けるかどうかは、ページの空間構成に影響を与えるデザイン上の選択肢として、どちらも選択できる必要があります(また、頻度は少ないかもしれませんが、パラグラフ間に空行を空けない場合でも、字下げ無しをすることも選択可能とする必要があります。本文での事例は少ないでしょうが、見出しや見出しに準じるコピーを組む場合などでは必ずしも字下げも空行も無しにすることもあり得ます)。

  *   ただし、日本語の両端揃えは欧文に比べて欠点が小さいとも思います。空きが英単語の場合に比べて数倍の数の場所に分散されますので、不自然な結果になりにくい。とすれば、両端揃えの美しさが良いものに思えます。実際私自身、ちゃんとした文章を作るときにはパラグラフの作り方関わらず両端揃えにすることが多いです。
ジャスティファイする場合には、やはり行長はタイプサイズの整数倍が好ましいと考えてしまうのは私だけでしょうか……。整数倍の行長の制約を選択的にOn/Offできれば良いのかもしれません。

山本

Received on Tuesday, 29 August 2023 01:50:22 UTC