- From: MURATA Makoto <eb2m-mrt@asahi-net.or.jp>
- Date: Sun, 21 May 2023 23:24:46 +0900
- To: Kobayashi Toshi <binn@k.email.ne.jp>
- Cc: 木田泰夫 <kida@mac.com>, JLReq TF 日本語 <public-i18n-japanese@w3.org>
Received on Sunday, 21 May 2023 14:25:29 UTC
> > ところで, > > >Richard から two level の記述がわかりにくい > > が問題かと思いますが,この記述は,村田さんの提案で,私の説明は,よくわからないが“two > level”といえば,よくわかるということで,追加したものです.ただし,熟語ルビがやや複雑な処理をするので,“two > level”の説明は,逆にわかりにくさを生んでいるのかもしれない. > > 私の言いたいことは,以下のような処理がでないようにした(このことは,本文で繰り返し述べていることです). > > 1 親文字列の前後にくる文字種によって,上記のように親文字とルビの配置位置関係が変わってくる. > 2 行中か,行頭か,それとも行末で親文字とルビの配置位置関係が変わってくる. > > > つまり,モノルビとグループルビは,一度親文字とルビの配置位置を決めたら,それを変えない,また,熟語ルビでも,分割する場合,親文字とルビの組合せが変わるが,いったん決まった親文字とルビの組合せについては,その親文字とルビの配置位置は,一度決めたら,変えないということです. > 私は、XeroxのInterscriptにあるmulti-level pouringの概念を 採用して二レベルを提案しました。切り分けるのは、実装 のためにも役にたつことだと思います。(WordやInDesign の実装がどうなっているかは知りません。) しかし、だいたい高度な組版というのは、全体を見て バランスを取るので、切り分けしにくい部分が必ず 出ます。前後の役物の空白部分にルビを掛けるだけでも、 切り分けの例外となります。つまり、二レベル目の 処理に、前後のグリフについての情報を渡さないと いけなくなります。熟語ルビについては、もっと そうなるでしょう。 私は、simple rubyを名乗るのなら、切り分けを 出来るだけ簡単にすべきだと思います。いまの simple rubyは、現在の実装より難しいのかも と思っています。 村田 真 > > そこで,“two > level”の説明は,削除することは,私としてはかまわない.ただし,説明を削除する代わりに,上記のように配置位置関係が変わる例を示した図(親文字とルビの配置位置関係が変わる処理例)を追加してもよい. > -- Regards, Makoto
Received on Sunday, 21 May 2023 14:25:29 UTC