- From: Kobayashi Toshi <binn@k.email.ne.jp>
- Date: Tue, 18 Apr 2023 11:37:15 +0900
- To: Taro Yamamoto <tyamamot@adobe.com>, MURATA Makoto <eb2m-mrt@asahi-net.or.jp>, 木田泰夫 <kida@mac.com>
- Cc: JLReq TF 日本語 <public-i18n-japanese@w3.org>
Taro Yamamoto 様 小林 敏 です. 山本さんが指摘されたように,Aがデフォルトで,Bは明示的に指定があった場合に採用される方法と,私も思います. Taro Yamamoto さんwrote > >> 日本語組版のラギット(行頭そろえ)では,以下の2つに分けて考えた方がよいかと >> 思います. >A 一定の禁則文字を除外して,それ以外の2行にわたる分割位置は,どこでも可能と >する. >B 語または文節を単位に2行にわたる分割位置を決める.(この方式はアクセシビリ >ティの対応から,このような方法を選択できることが望ましいでしょう.) > >小林さんが書かれているように、日本語でもラギッドで組むことを許容するのであれ >ば(デフォルトであれ、そうでなくても)、このAとBの二通りがありえると思います。 > >ただし、Bは明示的にその改行位置の決定方法が指定された場合にのみ、オプションと >して採用できるようにするのがが望ましいと考えます。その理由は、何も前提条件、 >所与の条件(例えば分かち書きとか、特定の目的からくる必要性)が存在しない場合 >には、禁則対象である等の一部の例外を除いて、日本語はどこでも改行可能だからで >す。既に読者とのあいだで共有されている、何ら特別な状況や条件がないときに、そ >の暗黙の期待を裏切ると、恣意的に改行がなされていると誤解される可能性があるか >らです。 > >山本 >アドビ
Received on Tuesday, 18 April 2023 03:59:03 UTC