- From: Kobayashi Toshi <binn@k.email.ne.jp>
- Date: Sat, 29 Oct 2022 13:34:14 +0900
- To: kida@mac.com
- Cc: JLReq TF 日本語 <public-i18n-japanese@w3.org>
木田 様 みなさま 小林 敏 です. 別メールにも書き,繰り返しになりますが,ここにも要点を示します. ルビと親文字の全体の行中の行送り方向のサイズ(以下,ルビ群の長さという)は,前後に配置する文字や,行頭・行末という位置によっても変化します.“Rules for Simple Placement of Japanese Ruby”では,こうした問題をほぼ無くして,ルビ群の長さは,そのルビと親文字の組合せがでてきた段階で決定されます. ですので,複雑になるのは,親文字とルビ文字の組合せが増えるという問題です.これはたしかに問題ですが,熟語ルビでは親文字は多くて5文字です.グループルビの親文字で10字超える例はありますが,ある程度の範囲で収まると思われます. それを超えるルビは,行間注と考えるのがよいでしょう.私の考える行間注は,親文字の字間を空けることは考えていません.そして,親文字もルビも,約物等の例外はありますが,どこでも分割できるというものです. >敏先生、 > >二文字三文字熟語に読みが付くような場合に限られるなら、あらかじめ、と言えると >思いますが、問題は親文字もしくはルビ文字列が長い場合かと。結局全ての場合に対 >して適用できないとなかなか難しいのかなと。
Received on Saturday, 29 October 2022 04:36:54 UTC