- From: Kobayashi Toshi <binn@k.email.ne.jp>
- Date: Sat, 19 Mar 2022 09:49:55 +0900
- To: "Atsushi Shimono (W3C Team)" <atsushi@w3.org>, public-i18n-japanese@w3.org
下農 様 小林 敏 です. 2つの問題がありますが, 1番目 “処理の例”か,“処理”か *私の意識のなかでは,ここの説明が具体的ということで,“処理の例”なんですが,…….つまり,“……配置位置は維持する.”ということで,私の説明は終わっている. 2番目 以下にしましょう.【 】内が下農さんのテキストと異なる 別な表現をすると,第1レベルで決めた親文字とルビ文字の配置位置は,第2レベルの処理において修正【しない.】例えば,ルビを含むまとまりが行頭又は行末に配置されようが,その前後にどんな文字が配置されようが【第1レベルで決めた】配置位置は維持する. *ちょっとくどいが,“第1レベルで決めた”を入れて,明確にしたい. PDFの方も,後日,修正いたします. "Atsushi Shimono (W3C Team)" さんwrote > shimonoです > >On 2022/01/20 09:27, Kobayashi Toshi wrote: >> 現時点では,以下のようにしたいと考えております.ご検討下さい. > > ひとまず、これまでのいろいろな議論をまるっと入れて >https://github.com/w3c/simple-ruby/pull/84 >にPR建てました。 > >> 配置ルールで考慮した事項 >> 簡便な配置ルールを考えるにあたっては,次のような事項を考慮し,また前提とし >> た. >> >> (1)ルビは,親文字の…… >> >> (2)縦組と横組とで…… >> >> (3)2レベルの処理方式とした.最初に親文字とルビ文字の配置関係を決め,その >> まとまりを行に配置する処理を行う.別の表現をすれば,ルビを含むまとまりが行 >> 頭又は行末に配置されようが,その前後にどんな文字が配置されようが,最初に決 >> めた親文字とルビ文字の配置位置関係を維持し,修正することはしない方法とした. >> (ルビの配置処理において,ルビの配置位置が行頭・行末の位置や親文字の前後に >> 配置される文字に影響を受け,それらを参照したうえで最終的な親文字とルビの配 >> 置位置が決まるが処理方法がある.こうした方法の例としては,JLReqの付属書の“ >> F. Positioning of Jukugo-ruby(熟語ルビの配置方法)”で説明されている方法が >> ある.こうした処理方法は処理が複雑になることから,こでは採用しなかった.) >> 処理の例を示すと以下のようになる.なお,この処理で使用している用語は以下で >> ある. > > 「処理の例」ではなく処理そのものの定義?という感がしました、がいかがでしょ >う? > >> 基底とルビの対:親文字(基底テキスト)とルビ文字の対 >> 不透明な基底ルビボックス:矩形ボックスであって,親文字(基底テキスト)と >> ルビ文字の両方を含み、さらに基底とそのルビの相対的な関係を指定するもの > > 一旦、untransparent `ruby box`としてます。 > >> 第1レベルのルビ処理の入力と出力 >> 入力:基底とルビの対,現在の行で利用可能な領域及び他のパラメータ.ただし, >> この基底とルビの対の前後の文字は含まない >> 出力:1つ以上の不透明な基底ルビボックス >> >> 第2レベルのルビ処理の入力と出力 >> 入力:不透明な基底ルビボックスの大きさと,基底とルビの対の外にあるもの >> 出力:レイアウトされた文書 >> >> なお,補足すれば,第2レベルのルビ処理では,不透明な基底ルビボックスの内部に >> 立ち入らない. > > この最後の補足は、 >> 別の表現をすれば,ルビを含むまとまりが行頭又は行末に配置されようが,その前 >> 後にどんな文字が >> 配置されようが,最初に決めた親文字とルビ文字の配置位置関係を維持し,修正す >> ることはしない方 >> 法とした. >というところを >> In other words, relative positions of the ruby annotation and its base text >> as decided in the first level >> are not modified by the second level such as in light of any characters or >> line edge preceding and following the <a>ruby box</a>. >としてまとめています。 ># 別な表現をすると、第一レベルで決めた親文字とルビ持ちの配置位置は、第二レベ >ルの処理において修正 >することはしない、例えば、ルビを含むまとまりが行頭又は行末に配置されようが, >その前後にどんな文字が >配置されようが配置位置は維持する。 > > > いかがでしょうか?
Received on Saturday, 19 March 2022 00:51:37 UTC