Re: simple-ruby wide reviewへの対応_熟語ルビの分割 (C-46-7-8)

下農 様

 小林 敏 です.

以下の件,了解

ちょっと気になるのは,改行(paragraph break)という用語

JLReqでは,改行は,paragraph breakであり,段落を新しくする,そのために行を改める,という意味でしか,この用語は使用していない.

段落内で,行長一杯になって行を改める意味では“改行”という用語は使用していない.2行にわたる分割,または単に分割といっています.

以上,よろしく.

  "Atsushi Shimono (W3C Team)" さんwrote

> shimonoです
>
>On 2021/10/31 12:32, Kobayashi Toshi wrote:
>> 以下ですが,そういう見方ができます.しかし,熟語ルビを分割していない場合,
>> 分割した場合のそれぞれについて,親文字とルビの対応は一義的に決まります.
>> 
>> ここで主張したいのは,前後の文字,その他の関係で,一義的に決まらないで,変
>> わる可能性はないよ,ということをいいたいのです.まず親文字とルビの対応を決
>> めればいいんですよ,ということです.逆にいうと,親文字とルビの対応,前後の
>> 文字の関係,行頭・行末の配置位置などを考慮したうえで,最終的に親文字とルビ
>> の配置位置が決まるのではないですよ,ということです.
>> 
>> ですので,熟語が3字で構成された熟語ルビがあった場合,3文字の場合,1字+2字
>> の場合,2+1字の組み合わせでは3つがあり,それぞれの場合において,親文字とル
>> ビの配置位置は,それだけで決定され,その配置位置は変化しないよ,ということ
>> です.
>
> はい。
>
>> そこで,2.2の3に,以下の注を追加
>> 
>> 2レベルの処理方式 熟語ルビでは,2行にわたる分割を認めている.分割された場
>> 合は,分割前の親文字とルビの配置位置は変化する.しかし,例えば3字で構成され
>> た熟語ルビでは,親文字は3字,1字+2字,2字+1字の3つの組合せがあるが,それ
>> ぞれの場合において,親文字とルビの配置位置は,それだけで決定され,その配置
>> 位置は変化しない.
>
> こちら、挿入箇所を見れば自明ではあるのですがnote(だけ)のタイトルとして、
>突っ込み入りそうなので
>> 熟語ルビにおける改行と2レベルの処理方式
>という感じにさせてください。
>
> あと、最後の一文ですが、ちと接続詞(?)的にずらずら続いて英語にしにくかったの
>で
>> 例えば3字で構成された〜3つの組み合わせがある。
>> それぞれの場合において〜それだけ(前後との関係)で決定される。
>> なので改行挿入後の熟語ルビは2レベルの処理方式で対応する。
>という感じの3文に分けさせてください。。
>
>https://github.com/w3c/simple-ruby/pull/75
>です。
>
>
>>> 7 For jukugo-ruby, probably should explicitly say that line breaking 
>>> opportunities are dictated only by the base text, rather than the 
>>> annotation text.
>> 
>>> 8 I don’t think jukugo-ruby is actually a two-pass algorithm as defined 
>>> here, because of line-breaking. The document claims it’s a two-pass 
>>> algorithm.

Received on Wednesday, 24 November 2021 04:54:46 UTC