- From: Kobayashi Toshi <binn@k.email.ne.jp>
- Date: Fri, 29 Oct 2021 15:23:46 +0900
- To: "Atsushi Shimono (W3C Team)" <atsushi@w3.org>, W3C JLReq TF <public-i18n-japanese@w3.org>
下農 様 みなさま 小林 敏 です. "Atsushi Shimono (W3C Team)" さんwrote > shimonoです >C-e) C-#46-1 > simple-rubyを作成するにあたった背景情報が明確でないという指摘だと思っていま >す。 >https://github.com/w3c/simple-ruby/issues/46#issuecomment-674031300 >のコメントにもありますが、、手作業で微調整していた複雑なルールを自動処理する >ために例外を極力な >くして、とかいうのをもう少し追記できれば入れておいてもいいのかなと思うのです >が、、いかがでしょ >うか?(この点については2.1の記述がそうだ、感はありつつも) ルビの面倒さは,以下の2点です.(この点は,現ドキュメントでいろいろ書いてある.) 1 処理方式につき選択肢がいくつかある. 2 ある方式を選んだ場合でも,実際の処理では,以下のようなケースで処理が異なる. 1)親文字とルビとの対応,組み合わせ,対応関係 2)親文字列の前後に配置される文字 3)親文字が行中か,行頭か,行末か この2番目の問題で,もっとも複雑な処理を行う見本が,“F 熟語ルビの配置⽅法”です. このように工夫すれば,いくつかの矛盾を完全に解決できるとはいいませんが,いくらかよくなる結果となる.しかし,いくらかであって,“F 熟語ルビの配置⽅法”で示した方法が完全な解決方法とは思っていません.問題は残ります. ですので,ある程度の割り切りを行って簡単にしても,それなりの組版が可能だということです. そのある程度の思い切りを考えたというものです. ということで,以下のような追記を行いましょう. 見出し“配置ルールで考慮した事項”の直前 “となると,上記の問題をすべて解決できる配置処理方針を決め,処理系に実装していく必要がある.”の後ろに以下の文を改行しないで(追込みで)追記. そのためには,かなり複雑な処理となる(例:JLRrqの付属書“F 熟語ルビの配置⽅法”).しかし,この方法でもいくつかの問題は残る.そこで,ある程度の品質を確保しながら,機械的な処理に対応した単純化した処理方法を検討する意味はある.以下は,そのひつとの処理方法の提案である.
Received on Friday, 29 October 2021 06:25:27 UTC