- From: Kobayashi Toshi <binn@k.email.ne.jp>
- Date: Fri, 29 Oct 2021 09:38:48 +0900
- To: "Atsushi Shimono (W3C Team)" <atsushi@w3.org>, W3C JLReq TF <public-i18n-japanese@w3.org>
下農 様 みなさま 小林 敏 です. ということで,注の“注釈としてのルビ”は,以下のように変えます. 注釈としてのルビ 行間にルビと同じような配置位置に注釈を配置する方法がある(行間注).この配置処理は,ここでは適用範囲としない.ルビは,字または単語の読み,別語での言い直しなどであり,親文字は字又は単語(複合語を含む),ルビも単語(複合語を含む)となる.親文字とルビとの対応は強く,ルビ文字列および親文字列は一体として扱い,熟語ルビを除いて2行にわたる分割は禁止されている.また,親文字列からはみ出したルビ文字列が親文字列の前後の文字に掛からないのが望ましい(ある条件で,限られた範囲では認める場合がある).これに対し,行間注は,注記であり,注記の対象,注記の内容,注記に使用する文字種も様々であり,注記の対象(ルビでいう親文字)の指示方法も異なる.注記の対象からの注記の文字列のはみ出しは,ある程度の関係はとるとしても,問題とならず,分量が多くなれば,2行にわたる分割も認められる.このように内容・形式・処理方法に多くの違いがあるので,ここでは扱わない. Kobayashi Toshi さんwrote >問題は複数あり,考えないといけない事項もいろいろあります.下農さんの整理に沿 >っていないかもしれませんが,1つ1つ,考えていくことにします.その最初に行間注 >の問題を考えてみました.私の考えは,分量の問題ではなく,ルビなり注記なりの内 >容の問題です. > >ルビには,必ず親文字列が対応いたします.そして親文字列は字または単語であり, >その字または単語の読み,別語での言い直しなどです.あくまで親文字は字または単 >語(複合語を含む)が対象で,ルビも単語(複合語を含む)でしょう.ですから,親 >文字とルビの対応は強く,親文字からルビのはみ出しは,親文字列の前後の文字には >掛からないのが望ましいのですが,ある条件では認める場合があります.
Received on Friday, 29 October 2021 00:42:09 UTC