Re: Tr の解釈

>
> 「as a fallback」の解釈が難しいでしょうか?
>
>
> うーむ。はい、私にはちょっと難しすぎるようです。
>

思い込みは難しいですね、私は私の思い込みで読んでいると思うので、木田さんの解釈のされ方をまだよく理解できていなくて...すみません。

Same as Tu except that, as a fallback, the character can be displayed with
> the code chart glyph rotated 90 degrees clockwise.
>
>
> つまり、この説明が、「as a fallback, 正立のグリフを(回転せず)表示しても良い」と読める、ということですか?
>

"the character can be displayed with the code chart glyph rotated 90
degrees clockwise" は「回転させる」と書いていますね。ただし、この節が「as a
fallback」の条件下でのみ有効となっていると読めます。そう読めませんか?
そう読めないとなると、この文章を改善した方がよさそうですね。そう読める場合、この「as a
fallback」がいつ起動されるのか、というのが焦点になりそうです。

フォント製作者側から見た考え方としては

   1. 例示図形 <http://unicode.org/reports/tr50/#table_2>("representative
   glyphs" ですから「例示」とは少しニュアンスが違いますが)から、言語コンベンションに則った適切な字形を選択する。
   2.
   UAX#50の定義からは、「Tr」なので、その字形が「アプリケーションが回転して表示した字形」と同様であれば、縦書き字形を省略してもよいと解釈できる。
   省略した場合、仕様に沿えば、定義の「as a
   fallback」が起動されるはず。つまり、正立字形を期待する言語のフォントは正立の縦書き字形を持たなければいけないが、回転字形を期待する言語のフォントは縦書き字形を持っていなくてもよい。

   もしこれが「Tu」であれば逆で、正立字形を期待する言語のフォントは縦書き字形を省略してもよいが、回転字形を期待する言語のフォントは縦書き字形を持たなければいけない、となる。
   3. CSSは「as a fallback」を原則実装しないので、フォント製作者が選択した字形を縦書き字形として入れることを推奨している。

という解釈ですが、どの辺が違いましたか?

Received on Monday, 23 August 2021 08:21:49 UTC