火曜日のミーティング

JLReq TF の皆さま、

二次試験も終わり、準備不足痛感の落ち込みから立ち直ったところの木田でございます😆

さて、もう明後日ですが、次回のミーティングは9日火曜日 10:00  から。皆様のご予定はいかがでしょうか。また議題の提案を歓迎します。

さて、文字クラスに関して、前回のミーティングノート(下に走り書きを添付)を見直しているのですが、次のステップが不明確のまま終わっているので、ミーティングで課題を整理し、次のステップを決めたいと思っています。下にまとめてみます。

今までやってきたことの recap
JLReq の国際化がゴール。文字クラスを JIS 的世界から Unicode に広げる必要あり、JLReq 文字クラスの見直しを進めてきました。以下に今までの経過をまとめます:

・文字クラスを機能別に作る提案がありました。Eric の提案は字間クラスだけにフォーカスしています。行の折り返し、詰め処理、などの機能はそれぞれ別々のしくみで実装されていますので、複数の機能をまとめて単一の文字クラスを作ることの利点はあまりありません。Unicode でも性質別に複数の文字プロパティを定義することで幅広い文字の機能を表しています。ということで、この方向で JLReq 文字クラスを見直すことになりました。
アクションアイテム:現在の文字クラスはどのような機能をカバーしているのかリストする。行の折り返し、字間、ルビがかけられるかどうか。敏先生、その他にありますか?
・字間クラスの見直しは終了。その中で敏先生からいくつかのクラスを無くす提案あり。例えば連数字。また文字の意味や挙動という観点から、現在の Unicode では他の文字と統合されているが、本来は別の文字であるべきであろう文字も見つかりました。
アクションアイテム:次のステップは、これらのクラスを Unicode プロパティで表すこと。または既存のプロパティで表せない場合があればそれを明確にすること。
アクションアイテム:足らない文字をリストし、問題点を指摘するドキュメントを作る。提案も一緒?

・行の折り返しのクラスが次:
アクションアイテム:行の折り返しの文字クラスを作る。Unicode プロパティで表すことができるか?(字間クラスと同じ作業ですね)
アクションアイテム:多くの開発者が Unicode / CLDR の定める方法で行の折り返しを行っているので、それと JLReq の仕様との比較を行い、問題点があれば指摘を行う必要があります

・現在の JLReq 文字クラスがサポートしているその他の機能があれば、機能別に同様の作業を行う。

補足訂正があればお願いします。

木田

前回のミーティングノート、走り書きバージョンです:
> JLReq meeting memo 1/26
> 
> 小林さんより
> 図書館より依頼の記事。w3c を中心とする
> 	木田:JLReq
> 	村田さん:
> 	皆さんに原稿レビュ
> 
> 詰め処理について
> ボックスの中の空白の量を知っているのはフォントだけなので、本来フォントがやるべき。text-spacing はある程度の配慮(村上)
> しかしフォントでないとできない、というのは実現が難しい。
> OpenType 詰め機能、空き機能を追加すればどうか(Nat)。Ken Lunde が過去に提案。
> 
> 例外的文字(e.g. 301A)については個別にコメントしておく。
> 
> プロポーショナル文字を縦組みに?
> 
> 議論しなければならない符号位置はなんなの?
> 
> ハッピーパス mvp(これなんでしたっけ)
> 組版のレベルによって、違ってもいい
> 
> 電子書籍: ﹁ 	U+FE41 がデータの中に入っていることがある。
> 
> JLReq: プレゼンテーションフォームは扱わない → どうするねん
> 
> 301A
> 〚【[
> 
> 
> 村田さん
> 日本デイジーコンソーシアム技術委員会 ddc
> デイジーの規格:条件にあった書籍を探すための規格。メタデータ群。
> 国際的に一般的に認められている原則:特殊解は嬉しくない(別々の書籍にするのは嬉しくない)。例えば点字用 EPUB はない。一般向けの書籍がそのままアクセシブル。bone accessible。
> 要求仕様:日本語と英語
> 
> 縦書き問題
> ・縦横切り替え:なんとか横書きにできるもの(スタイルシートが用意されているという条件。30点を目指す)、最初から横書きのもの。
> ・ 10年の調査の結果、縦書き読めない人多い。CSS のスタイルシート、別々に作らざるを得ないのが問題。html/css に入れるとブラウザベンダーを説得するのが大変なので、EPUB 専用にするアプローチ。IDPF の仕様の一部を復活させる。
> ・木田:縦書きにしか適用できない文字を気にする必要がある → JLReq でそのような文字をリストして注意を喚起すべきではないか。 しかしそのような文字が使ってあたらどうする? 無理矢理横?置き換え?
> 
> ・分かち書き:css text level 4。二つのモード、形態素解析、dbr? なりのタグを突っ込む。デイジーの規格として、明示的にメタデータが入っているかどうかを区別。
> 
> ・ルビ:総ルビ、パラルビ、ルビなしの切り替え。html のクラスで総ルビ部分を見分ける。
> 
> ・schema.org & onix
> ・ JIS化→参考付属書から参照
> 
> ・css writing mode で UTR50 のデフォルトを変える機構が欲しい
> ・両側ルビをパーレンに直す仕組み。クラス属性の予約など、html 側の convention を決める必要が。クラス属性として何を作るか。wai。これについて JLReq の協力があると嬉しい。国際化ワーキンググループ。
> 
> ・JLReq で話が必要な場合村田さんが必要に応じてコールする。simple ruby のアクセシビリティ部分の文書化は宿題。デイジーコンソーシアムのミーティングは毎週土曜の夜8時から。
> 
> Nat さん
> 

Received on Sunday, 7 March 2021 02:03:24 UTC