- From: Kobayashi Toshi <binn@k.email.ne.jp>
- Date: Wed, 14 Apr 2021 08:53:27 +0900
- To: MURATA <eb2mmrt@gmail.com>
- Cc: W3C JLReq TF <public-i18n-japanese@w3.org>
村田 様 小林 敏 です. 下記の問題,いろいろ書きましたが,以下のように要約できるかと思います. 1 行間注は,そもそも注であり,ルビとは異なるものである. 2 注である行間注をルビで処理することは無理な場合が多い. 3 マークアップが必要であるならば,注として行えばよい.その上で,注の処 理内容として行間注を規定すればよい.注としてマークアップしておけば,簡単 に注の表示形式を変更できるという利点がある. 4 ただし,割注の処理が規定されていないようです(?)が,行間注の処理方 法を規定するかどうかは別途に検討する必要がある(JLReqの扱いでも,行間注 の例は示しているが,処理方法の詳細は解説してしない,という扱いである). 行間注は,ルビの処理を便宜的に使用することで,紙の印刷物でも最近は増えて いるといっても,割注に比べれば少ないと思われる.また,行間注でないと,ど うしても表現できないかどうかは,考えてみる必要があるでしょう. 以上です. MURATA さんwrote >>ルビと行間注は,行間に文字を配置するという点では似ていますが,内容も組版 >処理の方法も異なります.したがって,別処理が望ましいでしょう. > >これが正しく伝わると、こういう反応が返ってくると >予想します。 > >HTMLには頭注、傍注、脚注を入れていないのに、なぜ >行間注だけ入れないといけないのか?
Received on Tuesday, 13 April 2021 23:54:17 UTC