- From: Kobayashi Toshi <binn@k.email.ne.jp>
- Date: Thu, 09 Apr 2020 00:23:00 +0000
- To: 木田泰夫 <kida@mac.com>
- Cc: 田嶋 淳 <tajima@sanyosha.co.jp>, MURATA Makoto <eb2m-mrt@asahi-net.or.jp>, public-i18n-japanese@w3.org
木田泰夫 様 小林敏です 熟語ルビの処理は,2つの問題があり,1つは親文字が分割できるこ と,次が漢字とルビの配置対応がモノルビやグループルビと異なっ たケースがあるということです. しかし,これまで行ってきた熟語ルビの処理がそれなりに複雑で す.この複雑な処理方法は,JLReqの“附属書F 熟語ルビの配置 法”に書いておきました. しかし,これは複雑すぎるので,単純化してモノルビ的に処理す る,あるいはグループルビ的に処理するとしたものです.これに よりある程度は,熟語ルビは実現できるからですが,理想とはずれるケースも出てきます. そのうえで,すべてモノルビで処理すれば,分割の問題は解決しま すが,グループルビ的に処理してほしかったケースでは,熟語ルビ としての処理が実現できない,という問題がでるということです. 以上です. 木田泰夫 さん wrote > 敏先生、 > > ミーティングで、熟語ルビはモノルビもしくはグループルビとして扱う、と言われたかと思います。例えばある実装で単純化のためにこれを常にモノルビとして扱うことにしてしまうとします。その場合、熟語ルビという指定の存在意義はどんなものになるでしょう? > > 木田 ――――――――――――――――――――― 小林 敏(toshi) 2020年 4月 9日 e-mail: binn@k.email.ne.jp ―――――――――――――――――――――
Received on Thursday, 9 April 2020 00:23:00 UTC