- From: Miwako Ichijo <usa132006@gmail.com>
- Date: Mon, 17 Jan 2011 17:18:58 +0900
- To: public-html-ig-jp@w3.org
一條です。 みなさまお疲れ様です。 現代のコンテンツに関しては、「よみ」自体、どの立場でどのように考えるかで 複数必要になる時もあるということが、メールを読んで思いました。 ライトノベルあたりの事例は、一人の読み手としては体験したこともあり、よくわかります。 事例追加するとしたら、 * J-POPなど、最近の歌 もありますね。耳から聞いた音から判断した文字と違った表記だったことが、ちらほらありました。 このスレッドに関連している(と思っています) 1) HTML 5 におけるルビの rb タグについて 2) Re: HTML 5 におけるルビの rb タグについて 3) ルビを属性にするか要素にするか で技術面での話が進んでいます。 その中で、フリガナにとってruby要素はオーバースペックではないか、というコメントがありました。 しかし、このスレッドで提示された状況(フリガナをとても必要とする読み手の状況、現代のコンテンツの表現形式)を読むと、そうオーバースペックではないような気がします。 要素として他の要素も組み込める仕様を取っていれば、求められるフリガナの形式も対応できる範囲が増えそうな気がします。(HTML自体だけでなく、Javascript、CSSを組み合わせることで範囲が広がるものと。) さらにrbが必要かどうか、という話と関連して考えると、 この状況に対応するには、フリガナを付けたい文字に何らかの情報を付与する必要が出るかもしれません。 もしかしたら、ぱっと見た時のどこかフリガナの対象テキストか分かりにくくなるかもしれません。 そのことを考えると、HTMLの記述上で ・ 情報発信側(著者)がメインで出したいテキスト=rbで囲まれた範囲 とできたほうが良いかもと思い始めています。 rbについては過去資産の互換のためだけでなく、現代・これからのコンテンツ表現にとっても必要かもしれませんね。 しかし、ルビにしても、フリガナにしても難しいです。 現状、多くのWebサイトはフリガナをふっていないでしょうし、ふっていなくても成立しています。 これはデザインや、フリガナ用のデータの確保等など、色々な要因が重なっているものでしょう。 しかし、読むという行動は対象が本であろうと、サイトであろうと違いはないはず。 サイト制作者としては、読み手を増やすためにも対応すべき課題ですね。 それこそ、松澤さんが書かれている >>こういった一般的になりつつあるルビの表現を蓄えておいて、 >>「ルビを使わないサイト」でも表現できるといいのではと。 ような共有できるフィルター機能が欲しくなります。 2011年1月17日14:10 Takayuki Akimoto <taka-akimoto@thoton.co.jp>: > 松澤さん、メールありがとうございました。 > > i. > 超電磁砲(レールガン) > > のような、ルビを利用した表現は定着していて、 > 市民権を得ている。扱っていく必要がある。 > 私も同じ認識です。 > > ii. > > >先ほど例にだした「超電磁砲」は若者に取っては一般的になりすぎて > >何も補足しないというのが普通になってしまっています。 > > でもこれは行き過ぎに思いますが。 > > iii. > > 個人的には漢字とルビの両方を発音するというケースは必要ですが、 > あくまで選択できるべきだとは思います。 > > これは著者の意図にも、よるのかも知れませんね。 > > どのようにして、この現代的な表現を視覚障害者に > 伝えるのがベストか、障がい者と著者の両方からも、 > 意見が聞きたいですね。 > > > -- > ソトン・グローバル・コンピューティング株式会社 > 代表取締役 秋元貴之 > taka-akimoto@thoton.co.jp > www.thoton.co.jp > 03-3784-1286 080-3757-5689 > > -- -------------------------------------------------------- Miwako Ichijo @ sankei-digital (usa132006@gmail.com) email:ichijo.miwako@sankei.co.jp
Received on Monday, 17 January 2011 08:20:10 UTC