- From: ATSUSHI TAKAYAMA <taka.atsushi@googlemail.com>
- Date: Fri, 4 Jun 2010 19:23:21 -0400
- To: MURAKAMI Shinyu <murakami@antenna.co.jp>
- Cc: public-html-ig-jp@w3.org
高山です。 www-style のほうもちょっと追ってみましたが、多すぎてとてもじゃないですが全部は無理でした。勘違いやどこかで書かれたことがあるかもしれませんが、ご容赦ください。 1. before/after/start/end などのプロパティを導入して、それが top/bottom/right/left の替わりに使われたとすると、現行の UA では解釈できないので、結局 top と before を並記することになることが予想されますが、どうお考えでしょうか。 すなわち、(a) top/bottom/right/left のみサポート、(b) before/after/start/end はサポートする (エイリアスになる) が writing-mode: rl-tb はサポートしない、(c) 全部サポート、の3パターンの UA が存在することになると思います。現在の仕様では a と b/c の両方をサポートしようとすると、結局 before/after/start/end は必要ということです。 例えば IE9 があと5年ほど使われると考えたとき、5年は並記が必要ということになります。並記しなくても progressive enhancement できるような仕組みが必要ではありませんか? 2. :ttb のような疑似クラスの導入に消極的な理由は何ですか? 例えば、縦書きをサポートしない UA ではコンテンツの横幅を800pxにして、縦書きをサポートする UA では高さを600pxにしたいとき、JavaScript を使わずに記述することはできますか? :ttb などがあると、縦書きのときの相違点だけを記述することができます。 また、もし before/after/start/end が導入されたとして、writing-mode スイッチのみで切り替える場合は、例えば *-start に必ず2つの意味 (ttb をサポートする UA 用の left とサポートしない UA 用の top) を持たせないといけなくなりますよね。そうするとどうしても表現の幅が狭くなると思います。:ttb があればそういうのは上書きできます。これは元々の writing-mode の設計の問題も大きいと思いますが。 以上、お答えください。 高山
Received on Friday, 4 June 2010 23:54:58 UTC