- From: MURATA Makoto (FAMILY Given) <eb2m-mrt@asahi-net.or.jp>
- Date: Wed, 07 Jul 2010 14:45:55 +0900
- To: Ishii Koji <kojiishi@gluesoft.co.jp>
- Cc: "public-html-ig-jp@w3.org" <public-html-ig-jp@w3.org>
> 「でき」というのは、プロパティのつくりが、という意味ですね? そのゴールが残っている > としたら、代替案の検討などは進んでいないのでしょうか? 私の理解では進んでいません。 > ご引用くださったブログのリンクは、若干誤解があるようです。2003年時点の仕様 >では、行方向グリッドのみのモードと、行方向と字方向グリッド両方を設定す >るモードがあります。こちらのブログでは、行方向字方向両方を設定する前提で書 >かれています。「グリッド」と言われて素直に発想するとそうなってしまうのか >もしれませんが、これはもともと原稿用紙印刷用の特殊用途で、そういう意味で >はこの方の言われる「通常の日本語組版と違う」というのは合っています。 OOXMLやODFならまだ分かりますが、CSSに原稿印刷用の特殊用途があるという のは意味不明ですね。 >通常の組版では行方向グリッドのみを使用する想定で、原稿用紙印刷がHTMLで >できなくてもあまり痛手はありませんが、行方向グリッドがないと、日本語組版 >をきれいに作る上では結構な痛手となると思います。先割のレイアウトでは行間 >よりも行送りを使いますし、後割でも複数行取りのレイアウトが上手に作れなく >なります。 おっしゃる通りです。これを真面目にやるとレンダリングエンジンをおそらく作り 直すしかなくなるのでしょうね。その深刻さに、手を出せないでいるというとこ ろが現状では。 国際大学 村田 真 <EB2M-MRT@asahi-net.or.jp>
Received on Wednesday, 7 July 2010 05:46:17 UTC