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Re: 空要素タグの文法

From: KANZAKI Masahide <mkanzaki@gmail.com>
Date: Wed, 2 Dec 2009 15:14:10 +0900
Message-ID: <834575810912012214w67230f5cie846d99fec4f9258@mail.gmail.com>
To: public-html-ig-jp@w3.org
こんにちは、神崎です。

XHTML1の互換性ガイドラインでは、空要素を記述するときにスラッシュの前にスペースを置くことが推奨されてきました。これは、XHTML文書をtext/htmlとして送出したときに、XMLの最小化記法を理解できない古いブラウザでもエラーを生じないようにするためのトリックで、本来は不要な過渡的なものです。現在のブラウザでこの空白がないと処理を誤るようなものはまず無い(手元で確認した範囲では)ですから、HTML5の仕様として、「9.1
Writing HTML documents」のセクションで過渡期のトリックを記載しないのは一つの見識かなと思います。

一方で「9.2 Parsing HTML
documents」の記述によれば、(渡部巧さんのメールにもあったように)スラッシュの前にスペースがあってもTag open
stateが崩れることはなく、タグは問題なく処理されるという定義なので、HTML5準拠ブラウザの後方互換性という面は確保されていると考えられます。

HTML5の議論では、記述が文書作者向けなのかブラウザベンダ向けなのかを区別しないと話がすれ違うケースがよくありますので、そういった観点を含めて考えていくといいかもしれないですね。

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@prefix : <http://www.kanzaki.com/ns/sig#> . <> :from [:name
"KANZAKI Masahide"; :nick "masaka"; :email "mkanzaki@gmail.com"].
Received on Wednesday, 2 December 2009 06:14:50 GMT

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