- From: Satoru Takagi <sa-takagi@kddi.com>
- Date: Wed, 18 Feb 2009 17:41:41 +0900
- To: public-svg-ig-jp@w3.org
> GML 3.1の仕様を眺めてみましたが、属性名は正しくは「srsName」となるようで > す。またこの属性はグローバル属性として定義されているわけではないため > 「gml:srsName」のようにプレフィックスを付けることはできません。 > > これらを踏まえると以下のようになると思いますがいかがでしょうか? > > <geocordinate srsName="http://purl.org/crs/84" > transform="matrix(15.3631,0.0,0.0,-18.6994,-1889.2916,849.9202)"/> ご指摘のとおりですね。正確でなくて申し訳ありません。 また、松澤さんからも指摘があったように、 複数のコンテンツの間での(地理的なものかどうかは問わずに)共通の 座標系という上位概念で括るということも考えられるかもしれません。 #それであれば、"Map"と特化したものではなく、Tiling and Layering という汎化した名称でも より違和感がなくなるかもしれません。 以下のような感じです。 <commoncoordinate srsName="http://purl.org/crs/84" transform="matrix(15.3631,0.0,0.0,-18.6994,-1889.2916,849.9202)" /> 扱う座標系が地理的なものであることは、srsName(Spatial Reference System(空間参照系) Name)という属性名で明示されていると見ること ができるかと。 「縦軸(Y)が温度で横軸(X)が時間」 のような、グラフの共通座標系が 作られたと仮定して、いろいろな場所の温度の変化を一枚のデータとし てマッシュアップする といったようなユースケースが考えられると思 います。 このときには、srsNameという地理的な座標系を示すリンクの代わりに、 単なるリンクxlink:href="....." などといった無意味リンクを用いる (srsNameはxlink:hrefを精密化した概念とみなす)というのも有り得 るかと。 > またsrsName属性でWGS-84を指定する場合に以下のような指定も推奨はしないま > でも認めるべきでしょうか? > > <geocordinate srsName="urn:EPSG:geographicCRS:4326" > transform="matrix(15.3631,0.0,0.0,-18.6994,-1889.2916,849.9202)"/> > > <geocordinate srsName="urn:ogc:def:crs:OGC:1.3:CRS84" > transform="matrix(15.3631,0.0,0.0,-18.6994,-1889.2916,849.9202)"/> CRS84のほうは大丈夫そうです。(urn:ogcが先ごろ登録されたようなの で) #purlを使ったのは(リソースへのアクセシビリティが確保できること は言うまでもありませんが)SVG Map Profileを作ったときにはまだurn: ogcが登録されていなかったこともあります。 一方、urn:EPSGは未登録なことと、EPSG:4326は座標の並び方がCRS84と 逆(第一パラメータ(x)が緯度、第二パラメータ(y)が経度)なため、止め たほうがよさそうです。 > > -- > 藤沢 淳 > <mailto:fujisawa.jun@canon.co.jp> > > > -- 高木 悟(Satoru Takagi) Email:sa-takagi@kddi.com -- 高木 悟(Satoru Takagi) KDDI株式会社 コア技術統括本部 ネットワーク技術本部 技術戦略部 企画調査G Email:sa-takagi@kddi.com この電子メール及び添付書類は名宛人のための秘密情報を含んで います。名宛人以外の方が受信された場合は、お手数をお掛けい たしますが、破棄をお願いいたします。
Received on Wednesday, 18 February 2009 08:42:25 UTC