- From: 木田泰夫 <kida@mac.com>
- Date: Fri, 31 Jan 2020 18:01:24 +0900
- To: JLReq TF <public-jlreq-admin@w3.org>
敏先生、 > 和欧文間の空き量はやJIS X 4051やJLReqでは四分アキと規定され > ています.しかし,これは活字組版では組版材料や技術的なことか > ら選ばれたアキ量です.現在のDTPなどでは,和欧文間の空き量は > 変更可能になっており,上記の規定は再検討の必要がある(もっと > 空き量を狭めてもよい).フォントや文字サイズにもよるので,デ > フォルト値は決めるとしても,ある程度の範囲で選べることが可能 > であるとよい. > > なお,DTPが日本で使われ始めたとき,あるDTPソフトは,和欧文 > 間の空き量として四分という指定が可能であった.しかし,この四 > 分は全角の1/4ではなく,半角の1/4,つまり全角の1/8であった. > このことはマニュアルを仔細に読まないと分からなかったので,1/4 > の指定をしたつもりが,実際は1/8のアキ量であった,ということ > である.こうしたものでも,あまり問題とならずに流通していたこ > とからも,和欧文間の空き量は四分より狭めてよいということを示 > している. ありがとうございます。では、半角の 1/4 と言う基準があったのではなく、活版では技術的制限により全角の 1/4 が使われていたが、DTP になって半角の 1/4 が実際に使われていたことを考えると 1/4 より小さくて良い、と言った方が理解として正確ですね。 実装ではその値を決める必要がありますし、その実装する人はほぼ日本語に関してチンプンカンプンなので、何からの基準を書く必要があると思います。とすると何と書くのが良いでしょうね? (議論には他の方も巻き込んだ方が良いと思いますので、JLReq TF のメーリングリストの方に移します) 木田
Received on Friday, 31 January 2020 09:01:31 UTC