- From: Koji Ishii <kojii@chromium.org>
- Date: Mon, 4 Nov 2019 22:30:47 +0900
- To: "Atsushi Shimono (W3C Team)" <atsushi@w3.org>
- Cc: "public-jlreq-admin@w3.org" <public-jlreq-admin@w3.org>
- Message-ID: <CACQRE+TnMjqug9Kvky4KdODLt0UpOz6MoCzGstux6-UgBEXWww@mail.gmail.com>
下農さん、フォローありがとうございます。 敏先生のご意見も伺いたいのでこちらでフォローさせてもらっていいでしょうか? JLREQに合わせるため、CSSで日本語の時のみ改行規則を変更している文字がいくつかあるのですが、この二文字は以下の点でほかの文字とは異なっています。 - lang="ja" であれば、適用される規則になっている(ほかの多くの文字は著者が「緩い禁則」を指定した時のみ) - Unicode で、CJKブロックでなく、汎用記号(General Punctuation)に入っている(U+2010 は JIS 0208 では 213E、U+2013 は JIS 0213 にのみ存在するが、Unify された) - フォントによって、日本語フォントでも、全角の文字が入っているものと、欧文用の文字が入っているものがある JLREQ では、Unify されたコードの全角・半角の区別は実装仕様に任せる、という方針で CL-03 <https://www.w3.org/TR/jlreq/#cl-03> に U+2010 および U+2013 が入っていると理解しておりますので、本来 JLREQ の範疇を超えたご相談であるのは理解しておりますが、CSS でこれらの文字の前で改行を許すのは、欧文混じりの日本語の場合にデメリットがあると考えております。 ハイフン類ですので、Firefox のように前の文字に合わせる、でもいいですし、あるいは日本語でも多く使われる文字コードではないので、外してしまってもいいのかもしれないと思っておりますが、ご意見いただけますと幸いです。 よろしくお願いいたします。 2019年10月25日(金) 11:05 Atsushi Shimono (W3C Team) <atsushi@w3.org>: > shimonoです > > githubのjlreqフラグがついたissueについてメールでも流すのは推奨されていないところですが、自動 > 通知メールをチェックされてない方も多いようですので、というところで流しています。 > # 定例電話会議とかあれば議題に突っ込む、という形でいいのだとは思いつつ。 > > [css-text] Line breaking for ambiguous characters; e.g., U+2010, U+2013 > https://github.com/w3c/csswg-drafts/issues/4419 > > cssのline-breakの中で > > ‐ U+2010, – U+2013, 〜 U+301C, ゠ U+30A0 > (など)について、日本語・中国語のテキストの中(lang属性的な)ではnormal/looseでは改行がokである、 > という定義に今のところなっていますが、Geckoではlang属性でなく前後の文字のコードブロックを見て > 判別、になっているようです。 > 日本語・中国語の文章の中でも英語の文字列などが入ることは多々ありますし、という環境の中で、実 > 際どちらがいいだろうか、という質問が↑のissueです。 > > > コメントある方は上記のissueに記入いただけますと助かります。 > >
Received on Monday, 4 November 2019 13:31:06 UTC