- From: Yasuo Kida <kida@mac.com>
- Date: Mon, 27 May 2019 07:42:50 +0900
- To: Shinyu Murakami <murakami@vivliostyle.org>
- Cc: public-jlreq-admin@w3.org
- Message-Id: <25CA6D9D-6AAD-488D-9B07-DCC452724291@mac.com>
村上さん素早い!ありがとうございます。 いくつか質問です。 JLReq から Gap Analysis の表で、対応が「❓」のものうち: 「Notes on Gap Analysis」欄に Other? と書いてあるものは Other の趣旨に沿ってそこに入れればいいですか?それとも Other に入れられるかどうか自体が疑問な感じですか? 「Notes on Gap Analysis」欄に記入がないものはどんな感じでしょうか? ちょっと見たところ「3.2.6 プロポーショナルな欧字を用いた和欧文混植処理」は和欧文間隔を制御する CSS が必要で、Gap Analysis に当てはめると「3.12 Other inline features」、「3.7.3 字取り処理」は基本的に「4.3 Text alignment & justification」かなと思うのですが。 「3.6 タブ処理」の欄、対応する CSS が書いてありませんが、これって基本的に表組みと justification で表現できません?(多分私が重要なポイントを抜かしているのだとは思いますが) JLReq の機能の中で、フォント自身の機能など、そもそも W3C の守備範囲ではない(けど重要)というものはありましたか? 木田 > 2019/05/26 11:38、Shinyu Murakami <murakami@vivliostyle.org>のメール: > > 村上です。 > 各Gap Analysis調査項目の比較表(Gap Analysis Comparison)を更新しました: > https://docs.google.com/spreadsheets/d/18igcZxU7LErg2bn9qfjJe40gqAkx_lvt059exqsX2ZQ/edit?usp=sharing <https://docs.google.com/spreadsheets/d/18igcZxU7LErg2bn9qfjJe40gqAkx_lvt059exqsX2ZQ/edit?usp=sharing> > > - Gap Analysis 項目は(Japanese ではなく International の)Typography Index のトップ2レベル(“3.10” など)を使うようにした > - シート名変更: “JaGap-JLREQ”→“GapAna-JLREQ”, “JLREQ-JaGap”→“JLREQ-GapAna” > - 前回 Japanese Gap Analysis の3レベル目(“3.10.3” など)を使っていたものは上のレベルにまとめた > - GapAna-JLREQ の “2.1 Vertical text” と “3.10 Inline notes & annotations” は表の1行にまとめる代わりにセルを結合 > - JLREQ のルビ関連の項目すべてと “3.4Inline Cutting Note (Warichu) 割注処理” を GapAna の “3.10 Inline notes & annotations” に対応させた > - JLREQ-GapAna の表に “WPT CSS Tests”, “CSS exists?”, “Test exists?” の各欄を追加 > - “WPT CSS Tests” には JLREQ項目に対応する Web Platform Tests のCSSテストのURL > - “CSS exists?” にはCSS仕様が存在するか(yes, no, partial) > - “Test exists?” にはWPT CSSテストが存在するか(yes, no, partial) > > Web Platform Tests のCSSテストは、個別テストのファイルではなく、該当テストが入っているディレクトリのURLを入れています。そのため大雑把です(縦書き関係は縦中横も文字の正立も https://wpt.fyi/results/css/css-writing-modes <https://wpt.fyi/results/css/css-writing-modes> など)。 > > とりあえず、以上 > > 村上 > > >> On May 15, 2019, at 12:21, Shinyu Murakami <murakami@vivliostyle.org <mailto:murakami@vivliostyle.org>> wrote: >> >> 村上です。 >> 私の宿題になっていた、各Gap Analysis調査項目の比較表を作りました。 >> >> Gap Analysis Comparison (Google Spreadsheets) >> https://docs.google.com/spreadsheets/d/18igcZxU7LErg2bn9qfjJe40gqAkx_lvt059exqsX2ZQ/edit?usp=sharing <https://docs.google.com/spreadsheets/d/18igcZxU7LErg2bn9qfjJe40gqAkx_lvt059exqsX2ZQ/edit?usp=sharing> >> (だれでも閲覧・コメント可能です) >> >> 説明: >> >> シート "JaGap-JLREQ" は、Japanese Gap Analysis の各項目に対応する JLREQ の項目および、電書協EPUB3要望表(EPUB3 Petition)の項目、JAGAT各社EPUBビューア日本語組版表示チェック(JAGAT EPUB Check)の項目をまとめています。 >> >> シート "JLREQ-JaGap" は、JLREQ の各項目に対応する Japanese Gap Analysis の項目および、電書協EPUB3要望表(EPUB3 Petition)の項目、JAGAT各社EPUBビューア日本語組版表示チェック(JAGAT EPUB Check)の項目をまとめています。 >> >> シート "All Gap Analysis" は、日本語以外のGap Analysisも比較するために "International text layout and typography index" (以下 "International index")および各言語の Gap Analysis とほかの言語のGap Analysisの項目を並べたものです。 >> >> JLREQの各項目に対応するCSSモジュールとCSSプロパティなどを "Related CSS modules" と "Notes on CSS feature" 欄に入れています。W3Cメンバーサブミッションの Analysis of requirements in JLREQ の表に入れたものと同様です。 >> >> 電書協EPUB3要望表(EPUB3 Petition)の項目は、CSSに関係するものに限定して選択したものです。これは W3Cメンバーサブミッションの Analysis of requirements in EPUB3 Petition of Japanese Typesetting で選択した項目と同じです。 >> >> 元資料のURLまとめ: >> - Japanese Gap Analysis: https://w3c.github.io/jlreq/gap-analysis/ <https://w3c.github.io/jlreq/gap-analysis/> >> - JLREQ: https://w3c.github.io/jlreq/ <https://w3c.github.io/jlreq/> >> - Analysis of requirements in JLREQ: https://www.w3.org/Submission/2017/SUBM-CSJTUWT-20170102/jlreq-analysis.html <https://www.w3.org/Submission/2017/SUBM-CSJTUWT-20170102/jlreq-analysis.html> >> - 電書協EPUB3要望表(EPUB3 Petition): http://ebpaj.jp/counsel/youbou <http://ebpaj.jp/counsel/youbou> >> - Analysis of requirements in EPUB3 Petition of Japanese Typesetting: https://www.w3.org/Submission/2017/SUBM-CSJTUWT-20170102/epub-req-analysis.html <https://www.w3.org/Submission/2017/SUBM-CSJTUWT-20170102/epub-req-analysis.html> >> - JAGAT各社EPUBビューア日本語組版表示チェック(JAGAT XMLパブリッシング準研究会): https://docs.google.com/spreadsheets/d/e/2PACX-1vR_p0FU0Y3Gdo3kr0nRf1J-aAu3XKkKZ1h8fNohtcFaYZYJlum7lI_rK9ebLuJu0utuZsjeJ9ootH_e/pubhtml <https://docs.google.com/spreadsheets/d/e/2PACX-1vR_p0FU0Y3Gdo3kr0nRf1J-aAu3XKkKZ1h8fNohtcFaYZYJlum7lI_rK9ebLuJu0utuZsjeJ9ootH_e/pubhtml> >> - International text layout and typography index: https://w3c.github.io/typography/ <https://w3c.github.io/typography/> >> - Language matrix: https://w3c.github.io/typography/gap-analysis/language-matrix.html <https://w3c.github.io/typography/gap-analysis/language-matrix.html> >> >> ここまでの作業で気が付いたこと: >> - Japanese Gap Analysis の項目でJLREQの特定の項目(セクション)に対応していないもの多い(JaGap-JLREQシートのJLREQの欄に❌)。Webプラットフォーム(HTML, CSS, Webで使えるフォント)を前提とする Japanese Gap Analysis の調査と、書籍の本文組版を要件をまとめたものであるJLREQの違いが現れている。 >> - JLREQの項目で Japanese Gap Analysis の項目に直接対応するものがないものも多い(JLREQ-JaGapシートの Japanese Gap Analysis欄を ❓ として、Notes on Gap Analysis欄に "Other xxx features" などの該当するかもしれない項目を記入した)。 >> - 電書協EPUB3要望表(EPUB3 Petition) の項目はとても細かいので、Japanese Gap Analysis と JLREQ の項目と1対1には対応しないものが多い。JaGap-JLREQおよびJLREQ-JaGapシートのEPUB3 Petition Item欄には "→132, 176-177" のように複数の項目の番号への参照を入れた。 >> - JAGAT各社EPUBビューア日本語組版表示チェックの項目は、JLREQやJapanese Gap Analysisの対象には含まれないが実際のEPUBビューアで問題になる機能もチェックしている。("注のポップアップ表示”とか) >> >> とりあえず、以上 >> >> 村上 >> >
Received on Sunday, 26 May 2019 22:43:25 UTC