- From: Kobayashi Toshi <binn@k.email.ne.jp>
- Date: Mon, 25 Aug 2025 13:06:41 +0900
- To: Taro Yamamoto <tyamamot@adobe.com>, "Atsushi Shimono (W3C Team)" <atsushi@w3.org>, "public-i18n-japanese@w3.org" <public-i18n-japanese@w3.org>
Taro Yamamoto 様 コメント,ありがとうございます. 小林 敏 です. Taro Yamamoto さんwrote >コメントします。 >他方で、Aの場合でも「日本語の文の終わりには句点を付けるのだ!」といって、パーレンや括弧内の語句が文として成立しうる場合には、句点を付けること、が悪いとは言い切れないでしょう。 >なので、Aの場合でもパーレン内の要素が文である場合にはその文末に句点を置く方法もある。とかして、許容することになるでしょうか。 いけないとはいわないが,どうもね.JISや法律は,この方式です. >また、鉤括弧や二重鉤括弧で囲まれた文の最後の句点は、文部省の『くぎり符号の使ひ方〔句読法〕(案)』では、原則的には句点を置くとしていますが、引用語は打たないとしていて、さらに「引用語の内容が文の形式をなしてゐても簡単なものにはうたない」としていて、引用語の場合とその他の場合(会話など)とを区別し、引用語と引用語の内容が文の形式をなしているもの、引用語の内容が文の形式をなしていても簡単なもの、とに区別しています。この規則は曖昧で複雑です。 >とはいえ、会話でも句点を打たない場合もあるので、やはりこれもどちらも許容するのが良いでしょうか。 >ただ、文末の句点を括弧に囲まれたから句点を省略する、というのは見た目にすっきりするという効果はあるとしても、句点の使い方としては一貫性がないので、あまり好ましくないと思います。 かぎ括弧の場合,特に小説では,B形式にもかかわらず,いれない例が多い.ただ,かぎ括弧だから省略できるが,パーレンでは省略できないんじゃないかな. 以下が例 原稿整理について,以下では解説する.(原稿編集という言い方もあるが,これは普及していない)この原稿整理は,… そして,Bの場合,以下の形式もあります.いま読んでる本がこの形式. 原稿整理について,以下で解説する.(原稿編集という言い方もある.これは普及していない).この原稿整理は,… ただし,この本では文末に2倍ダーシでくくる例もある.その場合は,次のようになる. 原稿整理について,以下では解説する.——原稿編集という言い方もある.これは普及していない.—— 文末でない場合は,以下,これはこれでいいのかな. 原稿整理について,以下で解説する.——原稿編集という言い方もある.これは普及していない.——この原稿整理は,…
Received on Monday, 25 August 2025 04:08:02 UTC