- From: Taro Yamamoto <tyamamot@adobe.com>
- Date: Mon, 29 Jul 2024 05:11:14 +0000
- To: Kobayashi Toshi <binn@k.email.ne.jp>, 木田泰夫 <kida@mac.com>, Nat McCully <nmccully@adobe.com>
- CC: JLReq TF 日本語 <public-i18n-japanese@w3.org>
コメントします。 > 行送り方向の位置は,山本さんのいうとおり,付属書体を使用する限り,フォントデザイナーの設定した値で配置すればいいことと私も思います.が,この点ではユーザー側で,けっこう主張が強く,その点で答えがないということが問題のように思っています. ラテン文字のデザイナーが設定した値がフォント中にない場合には、Cap. heightの1/2の位置と和文の全角の中心の位置を揃えるのが、次善の方法ではないでしょうか。 > それにしても最近の紙の本の行送り方向のラテン文字の位置,特に縦組では左によりすぎている(完全にディセンダが行間にはみ出している)ような例が多いように思います. 残念ながら、現在のフォントは縦用の欧文グリフ('vrt2'テーブルで参照可能)を持っていないか、持っていても使うアプリケーションが少ないため、フォント側でコントロールする方法が事実上存在しません。アプリケーション側で調整することになると思います。(制約はありますがInDesignでは、この目的で合成フォントを使うことは可能です)。 山本太郎 Adobe Type アドビ
Received on Monday, 29 July 2024 05:11:21 UTC