- From: Kobayashi Toshi <binn@k.email.ne.jp>
- Date: Tue, 05 Mar 2024 12:57:45 +0900
- To: JLReq TF 日本語 <public-i18n-japanese@w3.org>
田嶋 様 村田 様 小林 敏 です. 田嶋 さんwrote >> 書籍の制作的な感覚だと「総ルビにするという判断がされるような文書」イコール「100%に近い正しさが求められるもの」なので、どんなテクノロジーを使うにせよその後の目視確認は必要になるかと思います。日本語には人名や地名の特殊読みもありますし、 ルビについては100%の正しさは,目標としてはよいが,実際はちょっと無理かもしれない. 二様の読みがあるケースは,それなりにあり,どちらが正しいかは一概に言えない例がある. そもそも読めないケースがある.日本史の本などで難しい言葉にルビがない場合があるが,あれは読めないから.推定でルビを付けると,それが正しいと思われる恐れがあり,それを避けるためにルビを付けないケースがある. MURATA Makoto さんwrote >自動読み上げも自動分かち書きも自動ルビ振りも100%にならないからと言って拒否するのは合理的配慮ではないと思います。人口の10%近くは普通の紙の文書は読めないのですから、今の社会で何もしないとそういう人はみんな生活保護になってしまいます。 執筆段階や編集段階で,アクセシビリティについてもっと意識してもらうことが必要じゃないかな.後から自動処理でいろいろ頑張っていくことも大切ですし,前の段階でも考えてもらう必要があるようにも思います.
Received on Tuesday, 5 March 2024 03:58:48 UTC