- From: 木田泰夫 <kida@mac.com>
- Date: Mon, 26 Feb 2024 15:39:35 +0900
- To: Kobayashi Toshi <binn@k.email.ne.jp>
- Cc: JLReq TF 日本語 <public-i18n-japanese@w3.org>
敏先生、 > “全角ベタ組を前提としない”という項目を,冒頭近くに設ける デジタルでも多くの場合は全角ベタではないでしょうか? 異なるのは欧文のデジタルでの作法に合わせて、行頭揃え、行末は成り行き、という組み方が増えた、見方によっては主流になったというところかと思います。他に気がついておくべき重要な変化はありますか? 用語の定義の質問ですが、欧文も原則として、文字の外枠の次に次の文字の外枠を配置しますので、ベタ組み、といって良いですかね? アキ組&詰め組はトラッキング? > B案 趣旨はA案と同じであるが,全体の構成を見直し,組み替える.具体的な案は,これから考えるが,すこし時間はかかりそう. この案もお願いしてもいいですか? 見てみたいと思います。 というのは行組版は一番ある意味深いところにあって、ユーザーにとってなかなかいじりにくいところ。それに反して、段落やタイトルなどの文書構造、行長や行間といった構造、大きな文字にまつわる問題、といった話題はエンドユーザーにも興味のあるところなので、第2章からのグラデーションとしても良いかなと。 もちろん、別の観点での構成も検討すべきかと思います。例えば、大きなところから小さなところへ、と考えると余白の話から、横組で縦スクロールの場合主に左右の空白の問題になりますが、そこから行長などの問題に入るとか。現在の案のように、その反対に文字を並べる小さなところから広げてゆく。 この辺り小林さんいかが思われます? 木田 > 2024/02/26 12:54、Kobayashi Toshi <binn@k.email.ne.jp>のメール: > > 木田泰夫 様 > みんさま > > 小林 敏 です. > >>>> 8 デジタルテキストの段落処理 > > 木田泰夫 さんwrote > >>> この辺りの全体、もしくは非常に基本的な部分(望ましい文字サイズと行長、行間、段落の作り方)はもっと前に持って来れないでしょうか? 基本的な部分は、JLReq での基本版面的な重要性を持っているかと。 > > Kobayashi Toshi さんwrote > >> 全体の構成が, >> 行処理 → 段落処理 → 見出しなど >> という流れですが,そこを大きく変えるには,まったく違った構成にする必要があるが,何か考えてみますが,明日には間に合わないかもしれない. > > とりあえずの思いつきですが, > > A案 “全角ベタ組を前提としない”という項目を,冒頭近くに設ける.その他の事項はおおよそ現行のもの > > JLReqでは書籍を組版が対象であり,原則として, > —文字の外枠は,全角 > —字間は,ベタ組 > —行そろえは,行頭・行末そろえを選択 > ということが前提として,全体が記述されていた. > > デジタルテキストでは,上記の条件で処理される例も多いが,必ずしも上記の条件が必ずしも選択されることにならないで,多様な処理方式が行われている.そこで,ここでは,こうした条件を前提としないで,上記の条件でない処理方法も含めて解説した. > > そして,全角の定義を含め,ここで問題になる事項を解説して項を設ける. > > B案 趣旨はA案と同じであるが,全体の構成を見直し,組み替える.具体的な案は,これから考えるが,すこし時間はかかりそう.
Received on Monday, 26 February 2024 06:39:55 UTC