Re: 3章以降の目次(案)

敏先生、

> “全角ベタ組を前提としない”という項目を,冒頭近くに設ける

デジタルでも多くの場合は全角ベタではないでしょうか? 異なるのは欧文のデジタルでの作法に合わせて、行頭揃え、行末は成り行き、という組み方が増えた、見方によっては主流になったというところかと思います。他に気がついておくべき重要な変化はありますか?


用語の定義の質問ですが、欧文も原則として、文字の外枠の次に次の文字の外枠を配置しますので、ベタ組み、といって良いですかね? アキ組&詰め組はトラッキング?

> B案 趣旨はA案と同じであるが,全体の構成を見直し,組み替える.具体的な案は,これから考えるが,すこし時間はかかりそう.


この案もお願いしてもいいですか? 見てみたいと思います。

というのは行組版は一番ある意味深いところにあって、ユーザーにとってなかなかいじりにくいところ。それに反して、段落やタイトルなどの文書構造、行長や行間といった構造、大きな文字にまつわる問題、といった話題はエンドユーザーにも興味のあるところなので、第2章からのグラデーションとしても良いかなと。

もちろん、別の観点での構成も検討すべきかと思います。例えば、大きなところから小さなところへ、と考えると余白の話から、横組で縦スクロールの場合主に左右の空白の問題になりますが、そこから行長などの問題に入るとか。現在の案のように、その反対に文字を並べる小さなところから広げてゆく。

この辺り小林さんいかが思われます?

木田

> 2024/02/26 12:54、Kobayashi Toshi <binn@k.email.ne.jp>のメール:
> 
> 木田泰夫 様
> みんさま
> 
>  小林 敏 です.
> 
>>>> 8 デジタルテキストの段落処理
> 
>  木田泰夫 さんwrote
> 
>>> この辺りの全体、もしくは非常に基本的な部分(望ましい文字サイズと行長、行間、段落の作り方)はもっと前に持って来れないでしょうか? 基本的な部分は、JLReq での基本版面的な重要性を持っているかと。
> 
>  Kobayashi Toshi さんwrote
> 
>> 全体の構成が,
>>  行処理 → 段落処理 → 見出しなど
>> という流れですが,そこを大きく変えるには,まったく違った構成にする必要があるが,何か考えてみますが,明日には間に合わないかもしれない.
> 
> とりあえずの思いつきですが,
> 
> A案 “全角ベタ組を前提としない”という項目を,冒頭近くに設ける.その他の事項はおおよそ現行のもの
> 
> JLReqでは書籍を組版が対象であり,原則として,
>  —文字の外枠は,全角
>  —字間は,ベタ組
>  —行そろえは,行頭・行末そろえを選択
> ということが前提として,全体が記述されていた.
> 
> デジタルテキストでは,上記の条件で処理される例も多いが,必ずしも上記の条件が必ずしも選択されることにならないで,多様な処理方式が行われている.そこで,ここでは,こうした条件を前提としないで,上記の条件でない処理方法も含めて解説した.
> 
> そして,全角の定義を含め,ここで問題になる事項を解説して項を設ける.
> 
> B案 趣旨はA案と同じであるが,全体の構成を見直し,組み替える.具体的な案は,これから考えるが,すこし時間はかかりそう.

Received on Monday, 26 February 2024 06:39:55 UTC