- From: 木田泰夫 <kida@mac.com>
- Date: Sat, 6 Apr 2024 21:06:31 +0900
- To: Yamamoto Taro <tyamamot@adobe.com>
- Cc: JLReq TF 日本語 <public-i18n-japanese@w3.org>, Kobayashi Toshi <binn@k.email.ne.jp>
山本さん、敏先生のご意見に関していかがでしょう? 敏先生の挙げてくださった例に加えて、私は記号を箇条書きのマークに使うときの問題が気になります。例えば: *木田さん *Henryさん 1)木田さん 2)Henryさん などの例で漢字と英字で文字の開始位置が異なるのは困ります。 一度この件に絞ってzoomミーティングをしましょうか。私はJLReq TFの中で、可能であればなんらかのコンセンサスを得たいと思っています。 木田 > 2024/04/02 16:07、Kobayashi Toshi <binn@k.email.ne.jp>のメール: > > Taro Yamamoto 様 > みなさま > > 小林 敏 です. > > Kobayashi Toshi wrote > >> A 和文の漢字と仮名 >> B 和文の記号類,丸中数字やと全角数字や全角欧字(括弧などは除く) >> C プロポーショナルなA-Za-z >> D プロポーショナルな約物(括弧や句読点)を含む > > Taro Yamamoto さんwrote > >> 私の主旨は、AとCの字間の和欧間を空けるのと同様、BとC、AとDも和欧間として基本的には空けるのが一貫性があるということでした。 >> その理由は、和欧間のスペースというものは、異なる文字の種類の間でのスペースではなく、プロポーショナルのボディを持つグリフと全角のボディのグリフとの間のスペースが詰まり過ぎないようにすることを意図していると考えるからです。(もちろんこの「詰まり過ぎ」がすべての場合で起こるわけではなく、かなり空く場合もありえますが、基本的にプロポーショナルなボディのラテン文字の原則を一貫して適用することに大きな問題はないと考えます)。 >> >> 例外はあるかもしれませんが、InDesignも基本的にはこの考えに基づいていると思います。 >> --> Nat, I may be wrong, please confirm this point, or discuss this point >> --> further, as necessary. > > そのようです.例えば,以下の例, > は“組版”と > とあった場合,ヒラギノを用いると,デフォルトではコーテーションマークの前後が四分アキます(あまり体裁はよいとは思えない). > >> また、従来の電算写植システムでも(例えばCORA5-Eなど)、AとDとの間には和欧間の >> スペースを入れていました。 > > その可能性が高いと思います. > > しかし, > は“組版”と > を考えた場合,コーテーションマークの内側はベタが原則ではないですか(以前は空けていた例があるが,最近はベタが原則でしょう). > > 実際のところ,AとDの組合せは,考えなくてもよいように思うが,現実には例は多い.特に括弧類についてはWebではa1やb1とする例は多い(特に括弧内がラテン文字の場合) > a1 組版(組版)とは > a2 組版(組版)とは > b1 組版(composition)と > b2 組版(composition)とは > まず,この場合,括弧は和文なんだからa2又はb2にするのが原則だと思う.だからa1やb1は考えなくてよいか,というと,そうもいかないでしょう. > > この場合,いずれにしても括弧の内側はベタでしょう.外側は,執筆者は,どう考えているかしらないが,全角括弧は外側がアキが出るので,それを避けるためにa1やb1にしたという可能性もあり(和文では括弧,特にパーレンの外側をベタにする配置方法があります),あるいは,そのアキを何も考えていないのかもしれない.であれば,外側はベタでもいいといえる. > > ですから,AとDの組合せは,まず,どんな組合せがあるのか,何を考えないといけないのか,ということが第一の問題. > > 次に,それはどうするか,という問題が次に考えないといけない. > > 私は,括弧やコンマ,ピリオドとAとの組合せが多い,と思うので,特にAの後ろのコンマやピリオド,Aを囲む括弧などを考えると,ベタでいい,と思う. > > ただ,例外的にピリオドやアポストロフィの後ろにAが配置される問題があるが,これは,使用例はごく少ないので,それは別個に対応してもらえばよいと思うので,AとDの組合せは,原則としてベタでいいと思っているのです. > >
Received on Saturday, 6 April 2024 12:06:49 UTC