- From: Taro Yamamoto <tyamamot@adobe.com>
- Date: Tue, 17 Oct 2023 02:33:09 +0000
- To: 木田泰夫 <kida@mac.com>, JLReq TF 日本語 <public-i18n-japanese@w3.org>
Received on Tuesday, 17 October 2023 02:33:22 UTC
> 用途別に考えるとなんらかのガイドラインは作れますかね? もちろん、italic の指定があった場合に日本語が合成斜めになるのは世の流れとして放っておくのも一つのやり方かと思います。 日本語に無いものを日本語の要素にあてはめる一般的な方法はないので、個別の用途や目的によって適宜編集者が様式を決めるしかなく、ガイドラインが作れるとは思いません。ただし、日本においては、目的ごとに下記のような方法でテキストの一部の視覚的な差異化を図っていので、その方法を紹介することはできるかもしれません。 to emphasize 強調 → 圏点、傍線 to identify many types of creative works 作品名 → 『』で括る(ただし、書籍の表題ではなく、雑誌や論文集などの記事の場合は、雑誌名を『』で括るが、記事の表題は、欧文でも引用符で括り、イタリックにはしない。日本語では「」で括る)。 to cite foreign words or phrases 外国語 → 日本にはイタリックのように書体の様式によって外国語を表す習慣はない。 when quoting a speaker 引用 → 「」、〈〉、“”などの引用符で括るか、1字か2字のインデントをする。 山本
Received on Tuesday, 17 October 2023 02:33:22 UTC