- From: 木田泰夫 <kida@mac.com>
- Date: Thu, 12 Oct 2023 09:50:01 +0900
- To: "tajima@sanyosha.co.jp" <junetaj@gmail.com>
- Cc: Kobayashi Toshi <binn@k.email.ne.jp>, Yamamoto Taro <tyamamot@adobe.com>, JLReq TF 日本語 <public-i18n-japanese@w3.org>
確かに! その部分になんらかの意味を付加するにしても、それは必ずしも強調とは限らない、ということですね。 Wikipedia によると > In this usage, italics are a way to emphasise key points in a printed text, to identify many types of creative works, to cite foreign words or phrases, or, when quoting a speaker, a way to show which words they stressed. One manual of English usage described italics as "the print equivalent of underlining"; in other words, underscore in a manuscript directs a typesetter to use italic.[4] 箇条書きにすると • to emphasise 強調 • to identify many types of creative works 作品名 • to cite foreign words or phrases 外国語 • when quoting a speaker 引用 • way to show which words they stressed 強調 書写で使われていた下線が、印刷でイタリックになった、とありますね。活字印刷で下線は実現しにくかったということでしょうか。 強調の用途もあるけれど、それ以外の用途もある。このような機能の総称としてなんと呼べば良いでしょうね。 木田 > 2023/10/12 9:38、tajima@sanyosha.co.jp <junetaj@gmail.com>のメール: > > 木田さま > みなさま > > イタリックについては「強調」かというとちょっと違うような感じはあります。その文字ブロックに他とは違うニュアンスを与えるものではありますが必ずしも強めてはいないような。まあ些末ですが。 > > > *************************************** > (株)三陽社 > メディア開発室 > http://www.sanyosha.co.jp/ > > 田嶋 淳 > tajima@sanyosha.co.jp > > ※ブログ運営中です。 > ご意見をいただければ幸いです。 > http://densyodamasii.com/ > *************************************** > > > >> 2023/10/12 9:33、木田泰夫 <kida@mac.com>のメール: >> >> 敏先生、 >> >> ありがとうございます。このような記述を、1.4.x 強調の方法(普通の人向け入門)、および 2.x 強調の方法(開発向け、詳細)、に入れましょう。 >> >> >>> 括弧でくくるという方法 >> >> 括弧でも丸括弧()を使うと、強調の反対、主題から外れたコメント的な雰囲気が出ますよね。 >> 強調に使われる括弧は、細かい用途やニュアンスの差を無視すると、「」『』“”〈〉の他に、【】[]〔〕などでしょうか? きちんとリストできると良いですね。 >> >>> 中にはゴシック体にしたりといった方法をとります >> >> 同じ書体で、ボールドにするなど、ウェイトを上げる方法はどうでしょう? コンピューター上ではボールドにする方法をよく見かけます。 >> >> 木田 >> >>> 2023/10/12 8:23、Kobayashi Toshi <binn@k.email.ne.jp>のメール: >>> >>> 山本 様 >>> 田嶋 様 >>> みなさま >>> >>> 小林 敏 です. >>> >>> 以下,山本さんの言うとおりです.少しだけ補足します. >>> >>> 1 強調等の方法は,言語により異なる.英語におけるイタリック体を日本語に翻訳する場合,書名等のイタリックは,和文では斜体にしないで,一般に『』や“”で括って示す.行の中で強調や外来語由来をイタリックで示す場合は,和文では圏点を付けたり,〈〉でくくったり,中にはゴシック体にしたりといった方法をとります.少なくとも,これを和文で斜体にした例は見たことがない. >>> >>> 2 ただし,書名に英語等ではイタリックにする例にならい,和文で数は少ないが斜体にしている例が,ごく少ないがある(たぶん,和文での文献の表記法を知らない,理解していないということでしょう).これは,和文の表記法として,私は市民権を得ているとは思えない. >>> >>> 3 強調の方法は,和文でも,いいろいろあります.この強調の方法は,このような意味であるという,ある種の強調の方法と意味の組合せについては,私は,和文について明確に確立された慣行はないと思っています. >>> >>> ただし,ある用語・言葉の意味が,一般的でない,このテキストでの特別な意味を持っていることを示すために括弧でくくるという方法は,ある意味で慣行に近いかもしれない(つまり“括弧に入れる”という表現があることからも).また,意味が重要であることを示すために明朝体の本文でゴシック体で示す方法も,比較的に表現したい意味を示す方法としては確立しているといえよう. >>> >>> Taro Yamamoto さんwrote >>> >>>> (先の私の田嶋様へのコメントで、一部文章が間違っている箇所があったので、訂正 >>>> して再送いたします)。 >>> >> >
Received on Thursday, 12 October 2023 00:50:20 UTC