- From: Taro Yamamoto <tyamamot@adobe.com>
- Date: Sun, 8 Oct 2023 22:03:33 +0000
- To: Nat McCully <nmccully@adobe.com>, Kobayashi Toshi <binn@k.email.ne.jp>, 木田泰夫 <kida@mac.com>
- CC: JLReq TF 日本語 <public-i18n-japanese@w3.org>
- Message-ID: <DM8PR02MB8070DD2AEF541CF5B36C539ECECFA@DM8PR02MB8070.namprd02.prod.outlook.com>
Nat, * Condensed fontの半角アキもcondensedにするのであれば「全角」の意味はcondensedの幅になると思いますが如何でしょうか。 まったくそのとおりだと思います。 しかし、ここでの最後の議論では、従来の常に正方である「全角」の概念とは別に、一般化され拡張された「全角」の概念に対しては、異なる用語を用いた方が良いという流れになっていました。 その場合には、正方の全角しか必要でない状況においては、従来どおり「全角」を適用し、condensed fontのようにcondensedな「全角」を適用する必要が生じた場合にだけ、その一般化され拡張された「全角」概念を適用するが、それを説明する場合には、その呼称としては従来の「全角」ではなく、例えば「一般化された全角」のような異なる用語を用いる。ということではないかと思います。(具体的に、それを、どういう用語にすれば良いかは、まだ分かりませんが。) 山本 From: Nat McCully <nmccully@adobe.com> Sent: Sunday, October 8, 2023 4:38 PM To: Taro Yamamoto <tyamamot@adobe.com>; Kobayashi Toshi <binn@k.email.ne.jp>; 木田泰夫 <kida@mac.com> Cc: JLReq TF 日本語 <public-i18n-japanese@w3.org> Subject: Re: 行長は全角の整数倍であらねばならないか Condensed fontの半角アキもcondensedにするのであれば「全角」の意味はcondensedの幅になると思いますが如何でしょうか。 —Nat ________________________________ From: Taro Yamamoto <tyamamot@adobe.com<mailto:tyamamot@adobe.com>> Sent: Saturday, October 7, 2023 9:50:58 PM To: Kobayashi Toshi <binn@k.email.ne.jp<mailto:binn@k.email.ne.jp>>; Nat McCully <nmccully@adobe.com<mailto:nmccully@adobe.com>>; 木田泰夫 <kida@mac.com<mailto:kida@mac.com>> Cc: JLReq TF 日本語 <public-i18n-japanese@w3.org<mailto:public-i18n-japanese@w3.org>> Subject: RE: 行長は全角の整数倍であらねばならないか (コメントします)。 > もし,“全角”の定義を拡張し,山本さんのいうところの“全角”という意味を定義しなおす必要があるならば(その説明をしたいという気持は理解できます)が,現在は,その説明を行う必要性はそれほどないように思います.いずれにしろ,その説明の必要が出てくれば,それには別の言葉を用意し,その用語を定義しなおした方がよい,と私は思っています. この拡張された「全角」の話の発端は、もともと仮想ボディが正方でない日本語グリフを主な構成要素とするフォントにおいてベタ組での行長をどのように考えるか、ということだったと記憶しています。そのために全角の考え方を一般化する必要がありましたし、私は、それが現在のOpenTypeの'BASE'テーブルのideographic-emの考え方に符合していることを説明しました。 他方で、現在の「全角」を正方とする定義は、その拡張された「全角」の特殊事例を示すものですが、ご指摘のように、JLREQの定義と整合させる必要から、将来必要な時に、一般化された「全角」の方を別の用語で定義し直した方が良いというお考えはもっともと考えます。 山本
Received on Sunday, 8 October 2023 22:03:46 UTC