- From: MURATA <eb2mmrt@gmail.com>
- Date: Mon, 25 Sep 2023 18:35:39 +0900
- To: W3C JLReq TF <public-i18n-japanese@w3.org>
- Message-ID: <CALvn5EDKQwMp77DfyrB8uCHNHbdVNt-0Q=TXMd0EL1TKe6YVgQ@mail.gmail.com>
> 長文の入力(HTMLのtextarea相当)はまだ未実装です。 ご報告が遅れましたが、これも実装されています。 https://qti.amp-up.io/testrunner/start/16/ の最後に、徒然草の現代語全訳問題が あり、これが長文入力の例です。 村田 真 2023年2月20日(月) 16:17 MURATA <eb2mmrt@gmail.com>: > 皆さん、 > > ブラウザでの縦書きフォームへの対応が進んでいないことは、 > すでに指摘されている通りです。しかし、ブラウザに頼ることな > くJavascriptで縦書きフォームに対応してしまった実装が現れま > した。amp-up.io社のamp-upというオンラインテスト環境です。 > > 縦書き表示される選択候補から選ぶこと(HTMLのselect相当)と > 一行以内の縦書き文字列を入力すること(HTMLのinput相当)が > 出来ています。長文の入力(HTMLのtextarea相当)はまだ > 未実装です。 > > 縦書き・ルビの例題(https://qti.amp-up.io/testrunner/start/16) > を見ていただければ感じがつかめます。古文と漢文の > テスト問題も入れてあります。漢文用のスタイルシート > は、オープンソースのkanbunHTMLにあるものを用いて > います。漢文HTMLの作成にも、kanbunHTMLのJavascript > を用いています。 > > このオンラインテスト環境は、1EdTechという団体が制定したQTI3 > という仕様に基づいています。QTI3は、HTMLに基づいていますが、 > HTMLのフォーム要素を一切使っておらず、独自の宣言的要素を導 > 入しています。たとえば一行以内の文字列入力は、 > qti-text-entry-interaction要素を使います。 > > QTI3ではCSS Writing Modesを利用できるのですが、それだけでは > 不便なので共有CSSスタイルシートを用意し、それを呼び出すため > のHTMLクラスを用意しようとしています。これについては、 > Vertical Writing Support in QTI 3という文書をご覧ください。 > > 国内のNet Learning社からのプレスリリースにamp-upに > ついての情報があります。 > > URL > - プレスリリース <https://www.netlearning.co.jp/press-r/20230220.html> > - 縦書き・ルビの例題 <https://qti.amp-up.io/testrunner/start/16> > - kanbunHTML <https://github.com/untunt/kanbunHTML> > - amp-up.io > - QTI3仕様 <https://www.imsglobal.org/spec/qti/v3p0/oview> > - Vertical Writing Support in QTI 3 > <https://docs.google.com/document/d/1I4Ik9jRgrjyBemUTsFhrlsf_cHxGN5EMNs5gjcQPi8g/edit#heading=h.v966kfbe0x2j> > > -- > 慶應義塾大学政策・メディア研究科特任教授 > 株式会社ネットラーニング > > 村田 真 > -- -- 慶應義塾大学政策・メディア研究科特任教授 村田 真
Received on Monday, 25 September 2023 09:36:22 UTC