simple-ruby ドキュメント

JLReq TF のみなさま、

simple-ruby ドキュメントに関して、先週の合意「溜まっている issue を片付けて、このミーティングに再度諮ることなく公開へのプロセスを進める」に向けて作業を行っていたのですが、Richard から two level の記述がわかりにくいこと、および全体の英語のクオリティを見直せとのコメント。確かに同意するところなだけに、どう対処したものか迷っています。皆様にご相談したし。


ドキュメントの歴史、状態
一言で言うと、ドラフトを正式版にしようとしている状態です。css-ruby のために敏先生が作ってくださったドキュメントの英訳を、将来 i18n WG の正式文書とすべく、そのドラフトとして公開しました。正式文書とすべく広くレビューを求めたところ、突っ込みがかなりいっぱい。これが 2020-2021 年。その後議長の多忙により進行がストップ(申し訳ない)、最近作業を再開し、敏先生、下農さんの協力のもと issue の多くは解決しました。


現在の問題点
Richard の指摘にあるようにわかりやすいとは言えない英語になっているが、ざっと読んだところ二種類の問題があるように思いました:
単純に英語表現としての問題
背景と手続きの説明が混じっている問題。これは日本語からだが、特に英語にするとわかりにくくなる
jlreq-d で行うであろう変更を考えると、このまま公開するのは時期的に微妙
モノルビ、グループルビ、などの印刷用語から、機能的な説明への変更が予定されている
長いルビが行末にかかる場合の処理が加わる
JLReq にも説明のない両側ルビを simple-ruby と題するドキュメントに含めるのが適当か、疑問


どうするかのオプション
書き換えを最小限にとどめてとにかく早く公開してしまう案
同じ内容のまま、英語としてわかりやすく書き換える案
大幅に変更を入れて jlreq-d に寄せる案
両側ルビは
これは simple ruby の一部ではない、などのコメントをつけてそのまま残す案
他の場所に移す案

などの可能性が考えられます。他にも案があれば歓迎します。

みなさまいかが思われますか?

木田

Received on Saturday, 20 May 2023 04:29:29 UTC