- From: Taku Yamaguchi <study.yamahige@gmail.com>
- Date: Sun, 13 Nov 2022 11:43:05 +0900
- To: JLReq TF 日本語 <public-i18n-japanese@w3.org>
> jlreq-d ができることはありますかね? JLreq TF meeting notes 2022-11-1と小林先生のメールから、 要件として、次の2つを言えないでしょうか: ・テキストを読むだけで内容が合理的に伝わるようになっていること ・図版は、本文の図版を参照する部分より(視覚的に & 読み上げ順的に)先に配置するのを避けること 「先に配置」の「先」とは何か?、「同じページ内」ならセーフか?、といった説明を求められそうですが。 山口琢 2022年11月10日(木) 15:42 MURATA Makoto <eb2m-mrt@asahi-net.or.jp>: > > JLreqが出来ることはあんまりなさそうにないですね。 > > なお、日本のデジタル教科書もDAISYをお手本に > アクセシビリティを向上させつつあります。しかし、 > DAISYの人たちから見ると、ナビゲーションが弱い、 > 拾い読みが出来ないようです。テキストにストーリーが > ない以上、ナビゲーションが弱くなるのも仕方ないの > かも。 > > 教科書のレイアウトは学習効果を高めると教科書会社は > 主張しますが、証拠はありません。参考書や塾の教材の > ほうが、もっとアクセシブルに出来そうです。 > > なお、教科書会社は大活字本も(たいへんなコストを > 掛けて)作っています。レイアウトも違います。 > > 村田 真 > > 2022年11月10日(木) 9:31 <kida@mac.com>: >> >> 敏先生、 >> >> 早速ありがとうございます。いろいろな情報が整理もなくバラバラと二次元に散らばっていて、まるでチラシのようだと感じました。目の見える私でも情報のつながりをつけるのが一苦労です。視覚の不自由な人たちのためにこれを構成し直す苦労がよくわかりました。 >> >> 先にテンプレートか何かに当てはめて構造化文書を作って、そこから教科書とDAISY教科書を生成する、といった手順にすべきですよね。テンプレートさえ合理的に作ってあれば、それぞれのページを作る人の技量にかかわらず、論理的な構成のページが生成できそう。 >> >> jlreq-d ができることはありますかね? >> >> 木田 >> >> 脇道に逸れますが、電子メールでの質問の仕方の説明を読んでゾッとしました。人に電子メールで質問をするときに、電話でもプレゼンでもコミュニケーションはなんでもそうですが、一番重要なのはその人の時間を分けていただくという姿勢ですよね。忙しかったりそのほかの理由で返事をもらえないこともある。内容がわかりやすいかどうかは重要ではあるけれど、その次の話だと思うんですが。まあ、それを十分わかった上での話だとは思うんですが、ちょっと怖、って思いました。 >> ––––– >> >> > 2022/11/09 17:44、Kobayashi Toshi <binn@k.email.ne.jp>のメール: >> > >> > 木田 様 >> > みなさま >> > >> > 小林 敏 です. >> > >> > 音声化に問題がある教科書の例を添付ファイルでお送りいたします. >> > 添付ファイル名:教科書の例22_11 >> > >> > 例は,小学校5年の社会科の文部科学書検定済教科書です,例は,北俊夫ほか著“新しい社会 5 上”(東京書籍,検定済発行:2029.3.26,発行:2020.2.10)です.元はカラー印刷です. >> > >> > 音声化の問題としては,以下のようなことがあるかと思います. >> > >> > 1 教科書は先生の指導の下に使用するので,全ての事項が説明されていない.最近は調べ学習という関係あるのか,問題の提起,参考資料を示す,といった内容が多い. >> > >> > 2 図版や写真が多い. >> > >> > 3 本文以外に多くの要素があるが,それらは文字サイズ,枠で囲む,配置位置などで示されており,音声化では,その順序や補足説明などが必要になる. >> > >> > 添付の“教科書の例.pdf”に以下のような例がある. >> > 1)左下の地図は,各項ごとに取り上げている地域があり,この地図はそれを示している. >> > 2)図1ではキャプション以外に,追加の説明がある. >> > 3)図2には,注記が付き,さらに別枠で補足説明がついている. >> > 4)右下には,この項にある用語の解説がある. >> > 5)右下の“質問のしかた”は,この項だけでなく,全体に関係する補足説明であり,それは,“まなびのコーナー”という飾りで示している. >> > 6)右ページの“…からのメール”は,各見出しごとにあるもの., >> > >> > <教科書の例22_11.pdf> >> > > > -- > Regards, > Makoto
Received on Sunday, 13 November 2022 02:43:53 UTC