- From: <kida@mac.com>
- Date: Mon, 31 Oct 2022 16:48:40 +0900
- To: JLReq TF 日本語 <public-i18n-japanese@w3.org>
- Message-Id: <E52ACD67-680A-42DB-B0A4-E6A00F74C2FC@mac.com>
みなさま、明日火曜日の10時からミーティングです。よろしくお願いいたします。 お題があまりなくて楽そう…と油断していたら、色々飛び込んできて時間内に処理できそうにない量になってしまっています。効率よくちゃっちゃと行きましょう。 日本電子出版協会でのプレゼンがうまく行った(と思う)というご報告(3分であらすじを説明します) プレゼンはここに入れてあります:https://github.com/w3c/jlreq-d/issues/25 私 todo: これに合わせたわかりやすい形でプロジェクトの説明 explainer.md をアップデートする W3C からの宿題:縦書きでのプログレスバーなどの方向(山口琢さんからの問題提起にも似た問題が含まれます) https://github.com/w3c/jlreq/issues/342 和文約物と非和文約物が連続した場合のアキの制御について、下農さんがUnicodeに拡張された文字クラスの拡張を考えてくださっています。その拡張方法について下農さんから提案があります。 関連バグ: https://github.com/w3c/csswg-drafts/issues/6091?fbclid=IwAR00LQ926otASQxHwwbkcWXx1bULqoFDr9pOIeRpTTm0KoQqfD2ZxNGDG5U 山口琢さんからの問題提起に含まれる問題たちを整理 ルビの折り返し、どうしたら実装しやすくできるかの議論 ある程度長いのを行間注として別扱い、と言うのは筋が良いかもしれない。ただ実際の例を色々見る必要がありそう。最終的には石井さんやNatが、これなら行けるかも、と思える必要あり。 木田 > 2022/10/27 18:25、kida@mac.comのメール: > > JLReq TF のみなさま、 > > 次回ミーティングは来週火曜日11月1日10時からです。 > > 議題候補は私が時間を取りにくい現在あまりありませんので、ぜひ提案していただければ。 > > ・日本電子出版協会でのプレゼンがうまく行った(と思う)というご報告(力を使い果たしました…) > プレゼンはここに入れてあります:https://github.com/w3c/jlreq-d/issues/25 > 私 todo: これに合わせたわかりやすい形でプロジェクトの説明 explainer.md をアップデートする > > ・W3C からの宿題:縦書きでのプログレスバーなどの方向 > https://github.com/w3c/jlreq/issues/342 > > あとは、ルビの折り返しについてですかね。ルビの折り返しを可能にする提案を作ったは良いのですが、Nat / 石井さんによると、これを実行するのはパフォーマンスの面で難しいとのこと。まだちゃんと理解できていないのですが、改行位置によって長さが変わる場合がある、ということが根本原因のようです。熟語ルビも同じです。「改行位置によって長さが変わらない」ようにできるのか、議論できれば。ちなみに Chrome では親文字列、ルビ文字列をそこでそのまま折り返す方法を使うようです。これが許容できるかどうかも。 > <スクリーンショット 2022-10-27 18.19.50.png> > > 木田 > > > > 前回の meeting notes です。 > >> 2022/09/21 14:43、Yasuo Kida <kida@mac.com>のメール: >> >> JLreq TF meeting notes 2022-9-20 >> >> 出席 >> >> atsushi, kida, murata, shinyu, tabata, tajima, tlk, toshi, tsuda, yamamoto >> >> 議題 >> >> jlreq-d の原稿の編集方針 >> JEPA セミナー >> グループルビの折り返し提案 version 2 >> WCAG 2.2について >> TPAC 持ち帰り話題 >> jlreq-d の原稿の編集方針 >> >> 下記の方針を提案、了承 >> >> 章ごとなど、部分に分けてソース文章を作成することができること >> 完成形は単一のファイル。ランタイムでまとめ上げる方法は表示に時間がかかる >> 英語・日本語を一つのページにまとめない。英語と日本語が繰り返し現れる表示を避けるため >> 上記方針のもと技術的に何が可能かを下農さんが試し、サンプルを作成した。「respecでの複数ページに分割しての編集」というタイトルの8/24のメール参照。GitHub の自動化の仕組みを使って、部分に分けられたソース文章をチェックインの度に単一ファイルに組み上げることが可能だと言うことがわかった。文書の分割単位は進みながら決める。日本語が元の原稿と英語が元の原稿ができるだろう。 >> >> JEPA セミナー >> >> 10/24にJEPA主催でjlreq-dを紹介するセミナーを行う。レビューのため木田がプレゼンのドラフトのドラフトを共有した。 >> >> todo: 皆:プレゼンを見てわかりにくい箇所、フォーカスがぼやけている箇所などあればインプット。 >> >> グループルビの折り返し提案 version 2 >> >> 前回のミーティングでのいくつかのフィードバックをもとに木田が提案をアップデートした。内容について了承。細かな点は実際に原稿を書きながら考えることになった。 >> >> 議論 >> >> 敏先生から: >> この一ヶ月、書籍でルビを分割している例を注意してみていたが、意外と分割している例が多い。こんなに多いとは思わなかったとのこと。 >> 分割している例には、親文字の字数の多いのが多い。分割しないと調整量がおかしくなるからだろう。 >> 分割する場合、熟語の構造を気にせずひと文字の単位でどんどん分割している。例えば「行/動計画」。 >> 岩波文庫に問い合わせたが、特にルールがないとのこと。 >> 複数の親文字に一文字のルビというケースは日本語でもある。「坐(ざ)右衛(え)門(もん)」 >> 出版会は、熟語ルビ派、モノルビ派に別れている。JLreq は熟語ルビを単純化した。本来の複雑なルールは JLReq の付属書に書いてある。 >> 村田さんが問題を提起:モノルビ、グループルビ、熟語ルビ、は全てスタイル、表示の問題であって、文書構造の問題ではない。すなわち、後から切り替えられるべき。TFはこの問題提起に同意。jlreq-d に、そのように記述することになった。また、検索の動作について、マークアップで分割されても検索できるべきであることも明記。 >> 村上さんから:css に ruby-merge があり複数のルビを統合することができる。 >> 村上さんから、熟語ルビやその拡張で区切りを示す必要があるが、それは文書構造とは本来は関係がない。ルビ内部の分割はマークアップなしに賢く自動分割できるべきではないか、と問題提起あり。確かに、区切りを示すことは例えば英単語のハイフネーションに事前にタグを挿入するようなもの(木田) >> 課題:jlreq-d に記述を入れよう、ということになった場合、それをどのように記録しておくべき? >> >> WCAG 2.2について >> >> 下農さんが、WCAG 2.2のセクション1.4.8に日本語でも通用するか疑わしい記述のあることを見つけてくれた。 >> https://w3c.github.io/wcag/guidelines/22/#visual-presentation >> >> 具体的なポイント >> >> text is not justified の理由。日本語に当てはまるかどうか >> 150% は行間狭すぎる。普通の人では 150-200%。アクセシビリティではもっと広い。ただし明確なガイドラインはない >> 段落間を開ける方法は日本語では一般的ではない。字下げ。 >> また 1.4.12 にも疑問点が見つかった。 >> todo: 木田が wcag に github issue を投げる。→ done >> w3c/wcag#2680 <https://github.com/w3c/wcag/issues/2680> >> TPAC 持ち帰り話題 >> >> 全角でない括弧類の挙動はどうあるべきか >> [css-text-4] text-spacing needs to handle non-fullwidth punctuation also <https://github.com/w3c/csswg-drafts/issues/6091> >> ベタ! >> そのような文字の組み合わせをするべきではないので、印刷では編集の段階で修正する。デジタルテキストでは規則を作っておく必要あり >> また、関連して、「印刷では編集の段階で修正する」の作業をデジタルではテキストを作る人が知っている必要がある。テキストの書き方、のガイドラインが必要。 >> 村上さん:Unicode に拡張した文字クラスはこれを考慮しているか? 木田:不明なのでチェックする >> → 敏先生が規則をドラフトしてくださった >> → todo: Unicode に拡張した文字クラスで全角と半角の約物の組み合わせがサポートされているかチェックする >> >> 次回ミーティングは 2022-11-1 >
Received on Monday, 31 October 2022 07:49:11 UTC