- From: Yasuo Kida <kida@mac.com>
- Date: Tue, 16 Aug 2022 13:02:01 +0900
- To: JLReq TF 日本語 <public-i18n-japanese@w3.org>
- Message-Id: <F68EEDE6-7359-4B1D-865E-50E378C51662@mac.com>
抜けや訂正などあれば教えてください JLreq TF meeting notes 2022-8-16 ––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––– 議題 グループルビの折り返し提案について 両側ルビの扱い 細かい資料のアーカイブ方法 原稿の分割方法 和欧間 JEPA セミナー WCAG 2.2について グループルビの折り返し提案について グループルビの折り返し提案(7/27 木田)についてさまざまな意見が出た 可能なら可能にしたいと思っている。紙の本でも分割しているケースが多い グループルビが分割不可能になったのは、写植の時代から。写研がそうしたから。それ以前は特にそのようなルールはなかった。 可能か禁止かスイッチがあれば良いのではないか しない方が良い。対応が決められないから 別の名前にしてはどうか → 組版での名前を使わない提案(7/27 木田)→ 賛成 コストはかからないだろう 読みやすさに懸念。オプショナルにすればどうか。→ 日本語は基本的にはどこでも切っていいというのが前提。折り返してもちゃんと読める。だが読みやすさの観点で単語ごとに読むという方向の人もいるのは確か。その場合はテキスト全体を単語や文節で折り返すように考えるべき オプショナルではどうか → 分割禁止にすると行間調整が入ってくる。リフローするテキストでは、印刷の時代と異なり目で確認できないので、行の長さが著しく異なってしまうこととのトレードオフ。オプショナルでは意味がない → 禁止にできるなら OK ブレークポイントを指定できるなら OK パブリックレビューで皆に聞いて良いような話だと思う 長くなれば長くなるほど分割禁止の影響がある → 例えば文字数で許可と禁止を切り替えるのも一案 todo: 木田が提案を revise して提出、次回に議論 両側ルビの扱い 「高度な組版を説明するセクションで極力シンプルな形で説明。頻度の低いことを説明」で合意 日本の歴史の教科書に多い。多い書籍のエリアを記述するのはどうか。 資料のアーカイブ方法 細かい資料はとりあえず github issue に格納することで合意。 原稿の分割方法 原稿を分割して編集できるようにしたい 英語と日本語の編集の方法に工夫が必要。最新版のJLReqのようなデフォルトで英語と日本語両方が見えるような事態にはしない。 todo: 下農さんが、和英、セクション分割の方法をいくつか、サンプルにしてメーリングリストに流す 和欧間 前回のミーティングノートの内容で合意。「開けたほうが読みやすいことについて異論はない。ただし最適な空白の大きさはフォントと用途により、また意見の違いがあり、議論に出てきた 1/4, 1/8, 0 の三通りの間で合意が形成できない。石井さんがメールで提案した auto は応用によって実装者が適切な値を選ぶことができ、良い解決に思われる。JLReq TF としてはこれを推すことに合意がとれた。」 現在和欧間空白がサポートされていないので便宜上 U+0020 を入れているデータが多数あるが、それについては「何もしない」。 todo: 木田が css wg にコメント 派生した話題:田嶋さんによると、和欧間に空白文字のある場合、電子書籍の作成時に取り去るらしい。改行で折れている日本語や、両側ルビなど、余計な手間のかかるデータや指示がある。余計な手間のかかる場合を jreq-d で説明する。 さらに関連して、日本語プレーンテキストとは何か、どうあるべきか?という課題がある。日本語書記論の一部。jlreq-d でそれを明確にする。 JEPA セミナー EPA 下川さんから、JEPA のセミナーで JLReq-d の紹介をしてほしいと依頼があり。受けること、README の内容に沿うことで合意。 関連して、田嶋さんから、JAGAT の研究会でもオンラインセミナーを考えている。日時や内容は未定とのこと。 WCAG 2.2について 左揃えが一番より格付けを取るのに必要となっている。欧文独特の事情か、日本語にも当てはまるのか、村田さんのおられる時に聞く。 その他 Nat & 太郎さん:フォントのセクションを書きたいとのこと。ぜひ。 ––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––– 次回:9/20 10am JSTから //
Received on Tuesday, 16 August 2022 04:02:31 UTC