- From: Kobayashi Toshi <binn@k.email.ne.jp>
- Date: Wed, 29 Jun 2022 12:13:32 +0900
- To: Nat McCully <nmccully@adobe.com>, 木田泰夫 <kida@mac.com>, JLReq TF 日本語 <public-i18n-japanese@w3.org>
Nat McCully 様 木田 様 みなさま 小林 敏 です. Nat McCully さんwrote >ナットです。 > >・Nat はコンテキストによって可変、敏先生は固定、と両名反対のことを言っておら >れるように読みましたが、いかがでしょう? > >私が述べたことは、アキ量は(和欧間でも和文中でも)みんな可変で、固定にしたい >のであれば設定を変えるべき(可能な限り)です。デフォルトをどうするかは、両端 >揃えを考えて少し伸縮できるように設定する方がいいかと思いますが、敏先生のおっ >しゃることは反対というのは、和欧間に限ってでしょうか。 そうです.和欧文間に限った話です.行の調整の際に和欧文間を使用してよいかどうかということです. この点については,JIS X 4051では二分から八分の範囲で,行の調整の際に使用してよいことになっていますが,これには私は反対だということです. 理由1:これまでのコンピュータ組版では,そのような調整に使用した処理例はなかった. 理由2 基準が二分などという,ある程度大きなアキ量は,多少の調整量では,あまり気にならない.これに対し,基準が四分というアキ量を変化させると,けっこう気になる.目立つということ.したがって,四分のアキは固定したい. Wordで以下の方針で行の調整を行うとする. 1 日本語と英字(数字)の間隔を自動調整する →ON 2 文字間の調整 →間隔を詰めない 他を選ぶと句読点がベタになるため この方針で処理すると,よく和欧文間が二分になってしまう.これはよくない,と私は思っている.しかたがないので,和欧文間には固定幅の四分スペースをいれてごまかいている.
Received on Wednesday, 29 June 2022 03:44:51 UTC