- From: Koji Ishii <kojii@chromium.org>
- Date: Mon, 11 Oct 2021 02:23:58 +0900
- To: Yamamoto Taro <tyamamot@adobe.com>, W3C JLReq TF <public-i18n-japanese@w3.org>
Received on Sunday, 10 October 2021 17:25:23 UTC
太郎さんかNatあてになるんだろうと思いますが、ほかの方の参考にもなると思うので質問させてください。少し技術的に細かい話になります、すみません。 先日のミーティングで、Adobeの和文フォントでは、kernとpaltは一緒にオンにしないと、フォントデザイナーが期待した結果にはならないというご指摘をいただきました。これは、kernテーブルが、paltの字幅に対して設計されているから、という理解でいいでしょうか? 技術的に言えば、現在、paltの推奨 <https://docs.microsoft.com/en-us/typography/opentype/spec/features_pt#tag-palt>はGPOS lookup type 1だけなので、paltを持つフォントに関しては、(1) paltありの字幅にカーニングをかけるか、(2) paltなしの字幅にカーニングをかけるかのいずれかしか選べない、ということになります。 そのような状況で、Adobeは、paltありの字幅にカーニングをかけることにした、というのが先日教えてくださったお話という理解で合っていますか? このようなフォントをpaltなしで使い、かつ従属欧文にはkernをかけたい場合には、どのようにするのでしょうか? 和文と欧文を区別して、必要なOpenType機能を切り替えるのでしょうか?
Received on Sunday, 10 October 2021 17:25:23 UTC