- From: 木田泰夫 <kida@mac.com>
- Date: Tue, 15 Jun 2021 10:04:15 +0900
- To: Yamamoto Taro <tyamamot@adobe.com>
- Cc: JLReq TF 日本語 <public-i18n-japanese@w3.org>
- Message-Id: <4674B379-517E-436F-AC3C-E30D2E55FB20@mac.com>
太郎さんミーティングーーー > 2021/06/15 10:02、Taro Yamamoto <tyamamot@adobe.com>のメール: > > 木田さん、 > > Category 2: 縦横字形が異なりかつ90度回転の関係ではないとフォントが考える字 Tu/Tr > > ここには、図像の回転が全角の中心で行われることを保証するためにvertに含めているものがあるかもしれません。 > Uの文字に対してvertが割り当てられていて、そのグリフを使った結果も同じ正立の場合は、デザイン上の縦と横の差異のためにvertが割り当てられている場合があります。 > > Category 7: 縦横字形が90度回転の関係なのでアプリケーションが横倒しすることをフォントが期待 R > > フォント側は何もしていないので、期待もしていませんが、これは主にプロポーショナルのラテン文字です。 > > Category 8: 縦横字形が同じ U > > これは問題なしです。 > > > 2. ある文字が Tu/Tr であるか R であるかは固定で定められていて、フォントに自由度はない > > vertが示すグリフの姿勢がUAX #50の姿勢の「見え」に等しい場合には、vertがある場合には、フォント側のグリフを使ってもらわないと、困ると思います。これは、Uの場合はデザイン上の差異があるためと、Rの場合に、上記の全角中心での回転が保証されない場合は、vertでやらせてもらいます、ということになるのではと感じます。 > > --Taro > > > 木田 > > 2021/06/11 22:30、木田泰夫 <kida@mac.com <mailto:kida@mac.com>>のメール: > > JLReq TF (フォント分科会)の皆様、 > > 15日火曜日のミーティングに向けて、アドビさんから縦書き字形の AJ1 と UAX #50 の問題点を調査した報告書をいただきました。シェアする許可をいただきましたので、転送します。 > > ミーティングまでに消化しておいていただけると助かります。 > > 下のファイルが要約で、他のファイルはそこから参照されるデータです。 > UAX50に関する調査中間報告v1.1.pdf > > 詳しくは下の山本さんの説明を読んでください。 > > 木田 > > 木田様、 > > いつもお世話になります。アドビの山本太郎です。 > Nat McCullyからお知らせしているかとは思いますが、私が作成したUAX #50関連の中間報告(要約)とその関連資料を下記のリンクからダウンロードしてご参照ください。 > > https://shared-assets.adobe.com/link/2bc2d484-52e3-4381-6ed0-147fda604563 <https://nam04.safelinks.protection.outlook.com/?url=https%3A%2F%2Fshared-assets.adobe.com%2Flink%2F2bc2d484-52e3-4381-6ed0-147fda604563&data=04%7C01%7Ctyamamot%40adobe.com%7C4eeafc9774cd4996e26d08d92f95b5bd%7Cfa7b1b5a7b34438794aed2c178decee1%7C0%7C0%7C637593142311929902%7CUnknown%7CTWFpbGZsb3d8eyJWIjoiMC4wLjAwMDAiLCJQIjoiV2luMzIiLCJBTiI6Ik1haWwiLCJXVCI6Mn0%3D%7C1000&sdata=%2BmAb1e1LsbnlA%2Bhlyjo7c9DAP6IMUAY9TVUtHi8%2FzGk%3D&reserved=0> > > > ZIPファイルには下記のファイルが含まれています。 > > > 0 UAX50に関する調査中間報告v1.1.pdf > 1 SummaryUTR50issue1.3.pdf > 2 VERT_List_m > 3 IDUAX50DiscrepancyV031LqOff.pdf > > > 4 SHSvertlist3_fixed.pdf > > 0のPDFファイルが主な要約となります。1, 2, 3はその要約が参照するものです。 > > 上記の0–3は、Adobe-Japan1-7のグリフ集合に準拠した小塚明朝Pr6NフォントのGSUBテーブルのvertフィーチャーについて調べた内容(0の前半)と同じフォントをInDesignで使用した場合の挙動について調べたもの(0の後半)の要約です。 > > それとは別に、4は、Pan-CJKフォントの源ノ角ゴシック(Source Han Sans)のフォントのGSUBテーブルのvertフィーチャーをプロットしたもので、上記1のPDFの後半の説明と関連しています。ただし、源ノ角ゴシックについては、GSUBのvertフィーチャーを調べた段階で、まだInDesign等のアプリケーションの動作との関連は詳しくは調べていません。 > > 取り急ぎ、資料の送付まで。 > よろしくお願いいたします。 > > 山本太郎 > アドビ
Received on Tuesday, 15 June 2021 01:04:44 UTC