- From: 木田泰夫 <kida@mac.com>
- Date: Tue, 15 Jun 2021 09:16:57 +0900
- To: JLReq TF 日本語 <public-i18n-japanese@w3.org>
- Message-Id: <424D5DBE-E56B-406C-A20E-6B44C810C0BA@mac.com>
なかなか頭の痛い複雑な結果ですね。本来はここで言うこれらのカテゴリだけになるべきなわけですね。 Category2: vert互換 Category7: アプリケーション互換 Category8: グリフ自体が自然に互換 別の言葉で言うと、 Category 2: 縦横字形が異なりかつ90度回転の関係ではないとフォントが考える字 Tu/Tr Category 7: 縦横字形が90度回転の関係なのでアプリケーションが横倒しすることをフォントが期待 R Category 8: 縦横字形が同じ U (記号は UAX#50 のもの) そもそも、アプリケーションはあるグリフに関して、フォントが vert を持っていて縦横既にひっくり返したかどうか知っているんでしょうか? これを知ることができない場合、論理的に言って: 1. 全ての縦横変形をフォントが行う 2. ある文字が Tu/Tr であるか R であるかは固定で定められていて、フォントに自由度はない のどちらかを選択することになりますかね? 木田 > 2021/06/11 22:30、木田泰夫 <kida@mac.com>のメール: > > JLReq TF (フォント分科会)の皆様、 > > 15日火曜日のミーティングに向けて、アドビさんから縦書き字形の AJ1 と UAX #50 の問題点を調査した報告書をいただきました。シェアする許可をいただきましたので、転送します。 > > ミーティングまでに消化しておいていただけると助かります。 > > 下のファイルが要約で、他のファイルはそこから参照されるデータです。 >> UAX50に関する調査中間報告v1.1.pdf > > > 詳しくは下の山本さんの説明を読んでください。 > > 木田 > >> 木田様、 >> >> いつもお世話になります。アドビの山本太郎です。 >> Nat McCullyからお知らせしているかとは思いますが、私が作成したUAX #50関連の中間報告(要約)とその関連資料を下記のリンクからダウンロードしてご参照ください。 >> >> https://shared-assets.adobe.com/link/2bc2d484-52e3-4381-6ed0-147fda604563 <https://shared-assets.adobe.com/link/2bc2d484-52e3-4381-6ed0-147fda604563> >> >> ZIPファイルには下記のファイルが含まれています。 >> >> 0 UAX50に関する調査中間報告v1.1.pdf >> 1 SummaryUTR50issue1.3.pdf >> 2 VERT_List_m >> 3 IDUAX50DiscrepancyV031LqOff.pdf >> >> 4 SHSvertlist3_fixed.pdf >> >> 0のPDFファイルが主な要約となります。1, 2, 3はその要約が参照するものです。 >> >> 上記の0–3は、Adobe-Japan1-7のグリフ集合に準拠した小塚明朝Pr6NフォントのGSUBテーブルのvertフィーチャーについて調べた内容(0の前半)と同じフォントをInDesignで使用した場合の挙動について調べたもの(0の後半)の要約です。 >> >> それとは別に、4は、Pan-CJKフォントの源ノ角ゴシック(Source Han Sans)のフォントのGSUBテーブルのvertフィーチャーをプロットしたもので、上記1のPDFの後半の説明と関連しています。ただし、源ノ角ゴシックについては、GSUBのvertフィーチャーを調べた段階で、まだInDesign等のアプリケーションの動作との関連は詳しくは調べていません。 >> >> 取り急ぎ、資料の送付まで。 >> よろしくお願いいたします。 >> >> 山本太郎 >> アドビ >
Received on Tuesday, 15 June 2021 00:17:27 UTC