- From: 木田泰夫 <kida@me.com>
- Date: Tue, 27 Apr 2021 09:53:30 +0900
- To: JLReq TF 日本語 <public-i18n-japanese@w3.org>
- Message-Id: <2C88F5E5-749F-40F0-B726-93D68267B564@me.com>
下農さん接続情報ありがとうございます。みなさん w3.org へのログインを思い出してくださいねー 村田さん了解です。宮仕えは大変ですね :) 今日の議題の予備調査 1. 「字間のための簡略化クラス」提案レビューの続き。グリフベースで考えた場合にどんな問題・可能性があるか 結局、そのグリフが全角かどうか高速に見分ける方法があるか、にかかって来ますね。石井さん、ご存知ですか? おそらくルールには、見分けがつかないつまり文字コードで判断するしかない場合にどうするかも書いておく必要がありましょうね。問題になるのはギリシャ文字とキリル文字です。 cl-19(JLReq 的に漢字類=全角) かつ Unicode UAX11 = Ambiguous を見てみると、ギリシャ文字とキリル文字以外にこんなものがあります。が、これらは分類 G つまり常にどの文字ともベタ、で良いでしょうかね。 §®¶†※ 約物が少し ½ 分数 ℡ TEL Ⅵ ローマ数字 ← 矢印 ∫ 若干の数学記号 ①ⓐ 丸付き数字 ▲ 幾何図形 ☎ 絵記号 もしグリフが全角かどうかを高速に見分ける方法があったら、今 JLReq には書いていない新しい可能性があるか、についてはよくわかりませんでした。これで新しい可能性があるようなら、活字で既に行われている、かつ InDesign でもやってますよね :) 2. JLReq 文字クラスの見直しの過程で見つけた九つの、Unicode に該当する文字がないかもしれない、と議論になった文字 これらです。私がちょっと調べた範囲では、これら和文約物の起源は欧文にあって、用法もほぼ共通のように思われます。ここ、敏先生と再確認したく。用法や振る舞いが共通だとすると、Unicode に新しい文字を作る基準には該当しません。 では和文と欧文でこれらの約物をどう使い分けるか。その可能性を議論しましょう。一つすぐに思いつくのは IVS です。既に石井さん達が提案をして却下されているようですが、的を絞った議論をすれば可能性があるかもしれません。 IVS がついていない場合ですが、漢字の中国台湾日本の字形差がよく知られていてちゃんとサポートされているように、約物に関しても字形差をクリアに説明し、システムの言語を切り替えた時に、これら約物のグリフも和文に適したようにすべき、という広報をすることは十分可能だと思います。どうでしょう? ただし、和文約物は英文には不適です。例えばクォーテーションマークが全角になったら、和文中の英文に使いにくくなります。ハイフンの差は微妙かもしれませんが、二点三点リーダの位置はどうでしょう?まあ、真ん中に来たからといって困ることはないかな。どの場合でもフォントを明示的に変えることのできる環境では、欧文フォントを選ぶことで解決できます。 そんな議論でしょうか。他に論点があれば。 これらの議論が固まってきたら、文書にまとめて成果物にして行きましょう。 > 2021/04/27 8:43、Atsushi Shimono (W3C Team) <atsushi@w3.org>のメール: > > shimonoです > > 接続情報はこちらをご覧ください(書かれている接続情報はいつものものと同じです > https://www.w3.org/2021/04/jlreq-meeting-info.html <https://www.w3.org/2021/04/jlreq-meeting-info.html> >
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Received on Tuesday, 27 April 2021 00:53:48 UTC