Re: JLreq TF フォント分科会は明後日 4/20 火曜日 10:00 (JST) から

Koji Ishii 様

 小林 敏 です.

念のため,“Language”を“ja”として再度確認いたしました.たしかに,フォ
ントで“noto-sans-cjk-jp-regular”を選び,“Fulwidth”を選ぶと,コーテー
ションマークは,JIS X 4051で規定した形になることを確認しました.ただし,
この条件で“Vertical”にするとコーテーションマークは上手に処理してくれま
せん.“Upright”にすると,コーテーションマークは“チョンチョン”(ダブ
ルミニュート)になり,規定通りになります.

フォントを“ken”にすると,“Fulwidth”を選択してもしなくても,コーテー
ションマークは,JIS X 4051で規定した形になります.ただし,フォントが“
ken”でも,前の例と同じで
“Vertical”では規定通りでなく,“Upright”を選ぶと,コーテーションマー
クは“チョンチョン”にかわり,規定通りになります.

他のフォントは全部見たわけではないのですが,約物間の字間を横組では調整す
るものが一部あるが,多くは調整しないようだ.“Vertical”にするとさらに調
整しないものが増えるようだ.

いずれにしてもコーテーションマークは,厄介ですね.また,縦と横でコーテー
ションマークを別にする方法もあるのですが,例えば,コーテーションマークを
縦組ではカギ括弧にする方法はありますが,括弧を入れ子にする場合は,カギ括
弧の場合,以下
 「『 』」
これに対し,コーテーションマークは,日本では,外側の親をダブル,内側の子
をシングルにする方法と,外側の親をダブル,内側の子をシングルとする方法が
あり,前者が多いので,けっこう面倒.

また,縦組で横向きにした文字列をコーテーションマークでくくる場合もあり,
これはカギに変えてもよいが,できれば変えたくない場合でもある.

さらに,縦組ではチョンチョンであるものを横組ではダブルコーテーションマー
クにする方法がある.

ということで,なかなか厄介ですね.

  Koji Ishii さんwrote

>On Thu, Apr 22, 2021 at 1:37 PM Kobayashi Toshi <binn@k.email.ne.jp> wrote:
>
>>
>> 小林 敏 です.
>>
>> 詳しい説明,ありがとうございます.
>>
>
>いえいえ、詳しく見ていただいたのが伝わり、大変ありがとうございます。敏先生に
>これだけ見ていただけると、だいぶ安心です。
>
>余談になってしまいますが、中国語のコーテーションマークで「面白いな」と思った
>のは
>https://kojiishi.github.io/chws/test.html?font=noto-sans-cjk-regular-ttc&lang
>=zh
>ここで「Upright」をチェックすると、コーテーションマークの正立字形がカギ括弧に
>なるようです。縦書き正立のコーテーションマークはいろいろ議論があるようですが、
>こういう手法もあるようですね。

Received on Friday, 23 April 2021 01:07:39 UTC