- From: Kobayashi Toshi <binn@k.email.ne.jp>
- Date: Fri, 18 Dec 2020 15:24:24 +0900
- To: 小林龍生 <tlk@kobysh.com>, yada@boz.c.u-tokyo.ac.jp
- Cc: JLReq TF 日本語 <public-i18n-japanese@w3.org>
小林龍生 様 小林 敏 です 以下の文献について 磯西忠吉『国語学新論』東京学友社1938は,都立図書館と中央区の図書館にあり ますが,禁帯です.国立国会図書館デジタルコレクションでは,千代田図書館な ら読めますので,中身を覗いてみます. 杉本つとむ『日本語講座4 語彙と句読法』桜楓社は,文京区の図書館にあるの で,近いうちに借りるようにいたします. 『アステ』4・1986は,過去に読んでいるはずなのに,あまり記憶がありません. 持っていたが,処分してしまった.これは都立多摩から千代田図書館内での閲覧 を条件に借りられるので,時間はかかるが借りるようにいたします. 大熊智子「引用符を用いた会話文表記の成立」も,都立多摩で千代田図書館内で の閲覧を条件に借りられるので,時間はかかるが借りるようにいたします.たぶ んコピーも可能でしょう. 中田祝夫「仮名畳用符号の沿革」『古点本の国語学的研究 総論篇』講談社1954 これは改訂版が勉誠社から1979年に刊行されていて,都立多摩にあります,千代 田図書館内での閲覧を条件に借りられます. ダブルミニュート(〝〟)は,たしかに文化庁国語課『国語表記の問題(国語シ リーズ56)』では横組専用となっていますが,コーテーションマーク(“”)を 考えているんではないかな(?)よくわからない.ただ,いえることは,ダブル ミニュート(〝〟)は,現在の本では,縦組の本ではよく見かけます.また,横 組でも使用されていますが,縦用の元原稿を横にしないといけない場合が多いよ うに思いますが,…… なお,まだ私は読んでいませんが,リン・トラス著,今井邦彦訳“パンクなパン ダのパンクチュエーション 無敵の英語句読法ガイド”(Truss,Lynne: Eats, shoots and leaves,大修館書店,2005年)という本もあります. 小林龍生 さんwrote >> 日本語では、 >> ・磯西忠吉『国語学新論』東京学友社1938 >> は、「国語学」を銘打ちながら、半分ほどは句読点・句読法に割いている特異なも >> の、 >> ・杉本つとむ『日本語講座4 語彙と句読法』桜楓社1979 >> ・『アステ』4・1986「特集 句読点」 >> あたりが参考になるでしょうか。 >> 個別論文では、 >> >> (カギカッコについて) >> ・大熊智子「引用符を用いた会話文表記の成立」 >> 『東京女子大学日本文学』84・1995 >> ※家に帰ればコピーがあるのですが、ずっと関西で仕事していて。すみません。 >> >> (くの字点について) >> ・中田祝夫「仮名畳用符号の沿革」 >> 『古点本の国語学的研究 総論篇』講談社1954 >> ・小林芳規「踊字の沿革続貂」『広島大学文学部紀要』27-1・1967.12 >> http://doi.org/10.15027/24915 >> >> は必読です。
Received on Friday, 18 December 2020 06:26:06 UTC