- From: Kobayashi Toshi <binn@k.email.ne.jp>
- Date: Tue, 24 Nov 2020 10:29:51 +0900
- To: 木田泰夫 <kida@mac.com>, "public-i18n-japanese@w3.org" <public-i18n-japanese@w3.org>
木田泰夫 様
小林 敏 です.
始め括弧類(cl-01)と終わり括弧類(cl-02)について
以下のように分けて考え,それぞれどう扱うかを考えていくのかな,とも思って
います.
a 和文用しかないもの,つまりcl-27はないもの
U+300A(《)とU+300B(》)
以下,「『【〔〖〘〝
b 形が似ているが,あきらかに字形は異なり,欧文と和文とがあるもの
U+00AB(«)とU+00BB(»)は,和文ではギュメと呼ばれ,300A(《)と
300B(》)の二重括弧とは,通常,別の扱いにしています.
扱いは,U+00AB(«)とU+00BB(»)はcl-27で,300A(《)と300B(》)はcl-
1又はcl-2となります.
また,<(U+003C)も〈(U+3008)とは別のものと考えられる.
c 形が似ているが,字形は異なり,欧文と和文とがあるもので,Unicodeに全角
字形があるもの
U+FF08(()とU+FF09()) 和文用,つまりcl-1とcl-2
U+0028(()とU+0029())は,欧文用,つまりcl-27
以下,[(U+FF3B)とU+005B([){(U+FF5B)と{(U+007B))
⦅(U+FF5F)と ⦅(U+2985)
d 形が似ているが,字形は異なり,欧文と和文とがあるもので,Unicodeに全角
字形があるか,よくわからないもの
‘(U+2018)と “(U+201C)
aとbは問題はない.cもcl-1又はcl-2でコードを変えればよい.
dは,どう考えるか?
Received on Tuesday, 24 November 2020 01:33:13 UTC