- From: 木田泰夫 <kida@mac.com>
- Date: Sat, 31 Oct 2020 10:03:09 +0900
- To: "Atsushi Shimono (W3C Team)" <atsushi@w3.org>
- Cc: public-i18n-japanese@w3.org
- Message-Id: <70F6B8B3-C6F2-491A-9EEA-257D9E3201DD@mac.com>
下農さん、 ありがとうございます! 最初に送っていただいた写メ(死語?)でよかったのに :D 下農さんが教えてくれた、プロポーショナル英字を正立で縦組みに使って、かつ字間が一定になるように詰めている例です。 この例、アセントの大きい文字(大文字、h, i, t d)、ディセントを持った文字(p, y)などの周りの字間を一定にするためにおそらく手で詰めていますね(もしかして InDesign にそんな機能があったりして?)。それによって単語の塊が見えます。(& の周りの空白がないとか、「…のSatoyama推進…」のところ漢字と英単語の間の空白をきちんと開けて欲しいとか気になるところはありますが) 外国語という意味での「英語」なら、読むのにも、ヨイショ、と意識を切り替える必要がありますので、横倒しは良いと思います。対してこの例はモノの名前、つまり「SONY」みたいな商標の延長ですよね。長いので全角にするとさらに長く間伸びしますし、かといって横倒しにすると英語みたい(ので読み飛ばす ^^;)。プロポーショナル英字を正立させて、かつ字間が一定になるように詰める、というやり方は成功しているように思いました。
> 2020/10/31 1:54、Atsushi Shimono (W3C Team) <atsushi@w3.org>のメール: > > shimonoです > > ばたばたしてスキャナを出してくるのが遅くなりました、、、>< > >> On 2020/10/30 10:53, 木田泰夫 wrote: >> 縦組みは、バランスの良いのは 2.17 四分空きですかね。ただ四分空きにしても、こんなに英単語が多いと縦組みでは読みたくない感じがします。 >> なんですが、最近下農さんが、英字が正立でプロポーショナル進行、つまり 2.19 の英単語を縦方向プロポーショナルにした例を見せてくれまして、これはその特別さに気がつくことがなく自然に読むことができました。欧文横倒しではなく、こちらが標準のスタイルになるべき!と思ったくらい。 >> 敏先生、もしかすると手で詰める必要があるかもしれませんが、2.16 か 19 をベースに英単語としての塊感が出るように作っていただくことは可能でしょうか? 和英間は少し開けて。 もしこれが良い結果なら正立縦方向に最適化された英字が開発されるともっと良くなりますね。 >> 下農さん、あれ送っておくれー > > 添付の画像です。Newsweek紙版(あたりまえw)の2020/11/03号、p52からです。 > > 広告企画なので、広告主の指定なのか、編集上の都合なのかは不明ですが縦方向に英文字が詰まって > いる組版になっています。 > 他のページで小文字の英文字が出てくるところ、ただし写真のキャプションなど縦に独立した業で横 > 倒しで長く配置されているものを除く、では、横倒しプロポーショナルが2カ所、でした。 > > 全体のスキャンPDFファイルもありますが、気になる方は個別にご連絡ください。 > <newsweek-20201103-p52.jpg> > <OpenPGP_0x72397AFC0905265D.asc>
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Received on Saturday, 31 October 2020 01:03:25 UTC