- From: Atsushi Shimono (W3C Team) <atsushi@w3.org>
- Date: Mon, 19 Oct 2020 23:49:48 +0900
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shimonoです On 2020/10/19 11:07, 木田泰夫 wrote: > 例えば欧文組版において数字と単位記号との間に通常の単語間スペースを使っている場合、JLReq で、いやこれは別の幅であるべき、と規定する意味がどのくらいあるのか。例えば欧文組版において数字と単位の間で行がえが起こることを許容しているとしたら、JLReq でいやだめだ、と規定する意味がどのくらいあるのか。ということです。 > > 敢えて違える重要性はそれほど高くないのではないだろうか、と思うわけです。 > > もちろん、欧文組版、特に科学論文などの組版の歴史の中で、数字と単位の間のスペースの最適な大きさや改行の可否について深く考えた人がいなかったとは思えませんので、ちゃんと規定があるのではないかと想像します。もしくは一旦あったものが淘汰されて今や単純化されているのかもしれません。どちらにせよこれは欧文組版の問題ですから、JLReq の中で欧文組版の領域であると思われる事項を別個に分けて、欧文組版の問題として提起してみるのはどうでしょう? 論文の場合、数字と単位の間は半角空白でなくて各論文誌で規定された(たいてい\,か\>あたり)空白命 令を入れるという書式規定がありますので、その部分での改行は原理的になされない処理になると思いま す。 # これ以降は本題とそれたところに行くコメントだと思いますので、雑感としてみてください。 LaTeXでは、文字間の空白について1/4とか1/8ではなく、基準がmu = 1/18 \quad (1em, nbsp)の整数倍 になっていて、例えば物理・天文の論文では、通常の単位の前・単位の間(m s^-2とか)は4mu (4/18 em)を 入れ、主にUS-ASCII以外の一部の単位のÅとかM_◉ (◉は下付き、太陽質量)とかの前は3mu、演算子の前後 はnbsp (18mu)にするというような運用になっていました。 cf. https://www.overleaf.com/learn/latex/Spacing_in_math_mode cf. http://www.ioa.s.u-tokyo.ac.jp/~sofue/pasj/PASJ%20author_guidelines_201703.pdf ということを思うと、1/18が単位になる文化的な長年の背景とかもあるでしょうから、適切な大きさの 定義というものをそのまま援用してくるというのは、そこまで有用な方向性でもないのではないかと思っ たりもするところです。。
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Received on Monday, 19 October 2020 14:49:55 UTC