- From: 木田泰夫 <kida@mac.com>
- Date: Fri, 24 Apr 2020 19:50:46 +0900
- To: Kobayashi Toshi <binn@k.email.ne.jp>
- Cc: Makoto MURATA <eb2m-mrt@asahi-net.or.jp>, public-i18n-japanese@w3.org
> 2020/04/24 18:25、Kobayashi Toshi <binn@k.email.ne.jp>のメール: > > 木田泰夫 様 > > 小林敏です > > JLReqで文字クラスとして示していますので,なんらかの言及は必要かなとも思います. JLReq の組み立てはそうなんですが、デジタルの国際化ソフトウェアの実装者にとってみれば英字組版の部分は参考にならず使わないところなんですよ。 ただ確かに、そのようなフェーズシフトをこの版の simple ruby で考慮するかどうかは別問題ですね。 > ここでの欧文は,あくまで日本語組版での扱いです.問題は,配置 > される範囲は行での調整の問題ではなく,親文字列長やルビ文字列 > 長で,違いが出た場合で,これは欧文組ではケースがない場合だと > 思うんですが,……. はい、長さに違いがある場合にどうすべきかはルビ独特の現象なので書くべきだと思います。ただ、これは箱 vs 箱で議論しても良いのかなと。箱の中身はブラックボックスで、日本語では詳しく書くが、他の言語の場合には考え方を示す、というやり方です。現在書かれている配置方法を見ると、両端の空間の取り方に特徴があると思います。 ただ、ここを新しい考え方に翻訳していただいたり、議論したりするのに時間がかかるでしょうから、現在のものはそのままか微修正で留めて置きましょう。 木田 > 木田泰夫 さん wrote > >> 親文字やルビが日本語以外の時は、単に、その言語の適切なレイアウトに任せる、とブラックボックス化して、はみ出たり隣り合う場合の処理だけ書いておけば良いのではないでしょうか。 >> >> 空白文字があろうとなかろうと、外国語、例えばアラビックやデヴァナガリや楔形文字が来た場合の適切なレイアウト方法なんて知らないし定義できませんでしょう。英語であっても、おそらく我々が知っているのはおそらく本物の英語のレイアウトの簡略版だと思うんですよ。 >> >> 木田 >> >>> 2020/04/24 16:48、Kobayashi Toshi <binn@k.email.ne.jp>のメール: >>> >>> MURATA Makoto 様 >>> >>> 小林敏です >>> >>> 以下の件,次のように修正したいと思います. >>> >>> グループルビの説明の冒頭の2行目から >>> “欧文用間隔(cl-26)”を削除 >>> >>> 以下の注を入れる >>> >>> グループルビと欧文用間隔 グループルビの親文字列又はルビ文字 >>> 列に欧文用間隔(cl-26)を含む場合もあるが,ここでは適用範囲外 >>> とした.文字列の長さをそろえる調整に使用する方法と使用しない >>> 方法がある.JIS X 4051では文字列の長さの調整に使用しない方法を規定している. >>> >>> 以上,ご検討ください. >>> >>> MURATA Makoto さん wrote >>> >>>> グループルビのところで、親文字列かルビ文字列が >>>> 空白文字を含む欧文のときは、字間ではなく語間を >>>> あけるという処理があります。これを、電書協の >>>> 調査のときリクエストした出版社もあります(英語 >>>> 学習用の教材を出しているところだそうです)。この >>>> 文書に、すべての場合を書く必要はないと思います >>>> が、語間の調整については、この文書のスコープ外 >>>> という注を入れるのはどうでしょう。 > > ————————————————————— > 小林 敏(toshi) 2020年 4月24日 > e-mail: binn@k.email.ne.jp > —————————————————————
Received on Friday, 24 April 2020 10:51:06 UTC