- From: 木田泰夫 <kida@mac.com>
- Date: Tue, 14 Apr 2020 22:15:16 +0900
- To: Kobayashi Toshi <binn@k.email.ne.jp>
- Cc: "public-i18n-japanese@w3.org" <public-i18n-japanese@w3.org>
敏先生、ありがとうございます!良いかと思います👍 木田 > 2020/04/14 14:02、Kobayashi Toshi <binn@k.email.ne.jp>のメール: > > 木田 様 > Nat McCully 様 > 下農 様 > みなさま > > 小林敏です > > ご指摘,いろいろと,ありがとうございます. > > 指摘いただいた方向で先頭部分を見直します. > > “0 はじめに”の“ルビ処理のむつかしさ”から“配置ルールで考慮した > 事項”の構成を変えるようにいたします.構成を変えると多少は表現 > を変える必要が出るかもしれません. > > とりあえず考えていることは,“ルビ処理のむつかしさ”を“1 簡便な > 配置ルールで考慮した事項”の先頭部分に持っていき,“Webでの配 > 置処理”の部分だけを“はじめに”(タイトル変えた要がよければ変え > ます)にし,小見出しの“Webでの配置処理”は削除する,というこ > とを考えています. > > 直しの作業は,少し時間がかかりますので,後からお送りいたしま > す. > > 以上 > > Nat McCully さん wrote > >> ナットです。 >> 皆さんがおっしゃることに同意です。インプリを考える人のために「難しいルビ」と「シンプルなルビ」は、どう区別するか、どうしてシンプルなのでいいのか、明確ではなければ説明した方がいいと思います。うちの場合は、段落コンポーザーでの計算は、ルビ付き文字列は行頭、行中、行末に来た場合全ての候補を計算して適切な折り返し位置と空き量調整、追い込みなど、重い計算をするのです。そのROIは紙媒体の印刷物での熟語ルビの使われる頻度やworkaroundはあったのかなどに比較して機能の簡単化してしまったのですが、browserの場合は皆 >> さんがどうそのROIとかに関して考えたのか、明確にした方がいいと思います。開発者はコストはわかりますが、ユーザへの価値は皆さんの方がわかることでしょう。その比較で、ユーザが使えるルビをローコストで開発できるのではと思います。 >> From: Atsushi Shimono (W3C Team) <atsushi@w3.org> >> Date: Monday, April 13, 2020 at 7:54 AM >> To: public-i18n-japanese@w3.org <public-i18n-japanese@w3.org> >> Subject: Re: __Simple_Rubyの序文訂正 >> shimonoです >> 最終的に公表する英語版にどう入れ込むかな、というところもにらみつつちょっと返信を書いた >> り書き直したり消したりしていたのですが、、とりあえずの提案としてざっくり出させてください。 >> 現状として、本文は日本語の"0 はじめに"が"1. Introduction"、"1 簡便な配置ルールで考慮し >> た事項"が"2. Matters considered by the simple placement rules"に対応しています。そのうえ >> で、英語版は一番先頭にAbstractがあり今は >>> A simple set of rules for placement of Ruby text in Japanese typography. >> という1行になっています。 >> JLReqでは、Abstractはsimple-rubyと同様にちょっと長い1行(JIS X 4051への言及や追記・リン >> ク追加について)ですが、1.Introductionが目的・作成方法・執筆方針・構成の節立てになっていて、 >> だいたいsimple-rubyの英語版での1.+2.と短く記述された"目的"の構成です。 >> という比較の中で、"目的"の節を増やすのがいいのかな、と思い始めています。というよりは、 >> "Webでの配置処理"の部分がそれにあたるのかな、と考えるところで、ここがいわゆる論文(やJLReq >> などの技術ドキュメント)で言うところのAbstract (JLreqでは"目的"のあたりに相当?)になってい >> るのではないかと思います。 >> で、いまのところ、改訂議論はもともとの章・節立てと順序を踏襲してその中で文章を明確化・ >> 追記していくという流れで行っていますが、順序の入れ替えを行う、つまり"Webでの配置処理"の >> 節を"この文書の目的"として先頭に移動するというのが木田さんの提案だと思います(し、わたし >> もそうなったほうが技術ノートとして読むにはすっきりするのではないかと考えます)。 >> 現状では、 >>> Webでの配置処理を考えた場合,活字組版のように個別箇所で配置位置を工夫する処理は避ける >>> のが望ましい.となると,上記の問題をすべて解決できる配置処理方針を決め,処理系に実装し >>> ていく必要がある.活字組版で理想とされていた処理方法をカバーするとなると,かなり複雑な >>> 処理方針を考える必要がある. >> などという部分で、先行するルビ処理のむつかしさの詳細を参照している部分(「上記の問題をす >> べて解決できる」など)があるため、多少の文言整理が必要ですが、ざっくりとしたレベルでは節 >> ごと先頭に移動しても大丈夫ではないかと思うのですが、いかがでしょうか? >> ひとまず、、 >> On 2020/04/13 10:29, 木田泰夫 wrote: >>> 敏先生、 >>> 内容は分かりやすくて良いと思います。ありがとうございます。その文章をドキュメントの先頭に置くことは難しいですか? >>> 木田 > > ――――――――――――――――――――― > 小林 敏(toshi) 2020年 4月14日 > e-mail: binn@k.email.ne.jp > ―――――――――――――――――――――
Received on Tuesday, 14 April 2020 13:15:32 UTC