- From: Atsushi Shimono (W3C Team) <atsushi@w3.org>
- Date: Tue, 7 Apr 2020 23:45:39 +0900
- To: public-i18n-japanese@w3.org
On 2020/04/07 20:37, MURATA Makoto wrote: > 私が別文書を主張する理由は、simple ruby文書をほとんどの > 読者は読み終えないと思っているからです。Design Principles > behindとすれば、両者の位置づけははっきりします。 > > 海外の実装者からすると 、Simple Rubyにあるアルゴリスムは > > * 日本語以外の言語を考慮していない > * HTMLの他のタグやCSSの他の機能を考慮していない > > ので読んでも仕方がないと途中で見切られるのではないで > しょうか。 わたしもそうは思ってます > ほとんどの読者は読み終えない call中のターゲット層の話は、個人的には、通読して利用する人は高々一桁、実装者への参考とし てcss spec(のノートとか)からリンクされてたらその部分だけ摘まみ読みする人が少々、ということ なのかな、と思ってました。 読んでも仕方がないと途中で見切られる、というよりは、現実的にはそんな感じの用法なんじゃな いでしょうか。というところで、同じ文書内のappendixとかnoteとかで参照されてれば何かの拍子に 見るかという人が出るかもしれないけれど、分けたら「余計に」誰も見なくなる、んじゃないかなと ちょっと危惧するところです。。 > > また、現実として、 > > > 1. 二レベルモデル(少なくとも二レベル)の説明 > > > * 親文字とルビを合わせたものについてのボックスを作るレベル > > > * このボックスを行の中に配置する(当然ルビ掛けも考慮する)レベル > > の1.の部分は、現状でも日本語での1.の「配置ルールで考慮した事項」の(4)、simple-rubyで > > の2.1.4にあるように思います。 > > 確かにそうなんですが、私にはその重要性が見えません > でした。敏先生が話しているのを聞いて、徐々に認識 > しました。もっとはっきり全面に打ち出さないと > いけないと思います。 +1 > また、 1.の「配置ルールで考慮した事項」の中の各項目 > のレベルがそろっていないという気もします。 +1 > >あと、2.1.1 Note: Ruby as noteに、日本語版でサイドの注釈に入っている、注釈としての > ruby(様のもの)は対象としない、というのが入っていますが、これはもう少しintroductionあ > たりの文書の前提条件・対象の記述に入れた方がいいのではないかな、とふと思ったのですが、 > いかがでしょう。 > > 確かに。しかし、実装者は、行間注も扱わないといけないので、 > 残念ながらsimple rubyを軽視する方向に傾くでしょうね。 軽視というか、、、そもそもnormative specでない(normative specをまとめるうえでの参考の ためのまとめ文書?)ので&normativeで定義しきれなかった部分の参照用とするならば、つまみ 食い前提の想定で文書をNoteで出してもいいのではないでしょうか。 > > > 2020年4月7日(火) 19:56 Atsushi Shimono (W3C Team) <atsushi@w3.org <mailto:atsushi@w3.org>>: > > shimonoです > > On 2020/04/07 17:16, MURATA Makoto wrote: > > 皆さん、 > > > > きょうの会議でSimple Rubyは出来るだけ変えず、序文 > > を工夫して(どう?)W3Cからそのまま出すということ > > になりました。 > > > > その上で、私があったら良いと思っているのは > > Design Principles behind Simple Rubyという別文書 > > です。 > > callの後につらつら考えていたのですが、、個人的には、別文書というのは読者を混乱させ > ることにつながるのでAppendixに追加(など)するほうがいいのではないかと思いました。これ > らの点はsimple-ruby文書・記述されているルールの検討の前提条件や取捨選択の理由ともい > うべきものですし、実装者が参考にする場合にも対象の問題点との間での前提レベルのすり合 > わせ(日本語以外が入っていることで問題がややこしくなっている時の特殊条件のくくりだし > を含み)にも有用なのではないか、という気がしています。 > > また、現実として、 > > 1. 二レベルモデル(少なくとも二レベル)の説明 > > * 親文字とルビを合わせたものについてのボックスを作るレベル > > * このボックスを行の中に配置する(当然ルビ掛けも考慮する)レベル > の1.の部分は、現状でも日本語での1.の「配置ルールで考慮した事項」の(4)、simple-rubyで > の2.1.4にあるように思います。 > > > 2. 二レベルモデルの利点 > > 3. 二レベルモデルを可能にするために何を諦めたか(たとえば、前後の文字を変えるとルビが親文字から何ミリ離れるかが違ってしまう機能は落としている) > > > > 多少のルビ掛けを可能にしつつ、二レベルモデルを可能に > > するために、敏先生はいろいろ苦心していると理解して > > います。 > > > あと、2.1.1 Note: Ruby as noteに、日本語版でサイドの注釈に入っている、注釈としての > ruby(様のもの)は対象としない、というのが入っていますが、これはもう少しintroductionあ > たりの文書の前提条件・対象の記述に入れた方がいいのではないかな、とふと思ったのですが、 > いかがでしょう。 > > > > > -- > Regards, > Makoto
Received on Tuesday, 7 April 2020 14:45:45 UTC