Re: ルビについて(利用者からの若干の経験)

一條です。

> 秋元さん

J-POPの実例ありがとうございます。

簡潔な表現のあたりはよくわかります。
プログラム設計の時にぶつかる問題です。

一方で、Webサイト制作ではより多くの人に使われるための対策を入れることが前提になります。
できれば、1ソースでしたい。
そのため、HTMLに対しても求めることが多くなるのかと。

# 最後の最後で、「割り切り」体制になります。


ところで、

> ♪はるか空に<ruby reading="ボーイング">旅客機</ruby>
>
> と「当てルビ」を問題なく表現できます。

と、「当てルビ」一つを入れる場合は属性でもすっきり表現だなと思うのですが、
ここまの実例ででてきたような、

・ 「当てルビ」と「漢字の本来の読み」を一緒に持たせるとしたら、やはり別属性の追加をするのがよいと考えられるのでしょうか?

・ 「漢字の本来の読み」に関して、読みが複数候補ある場合、その候補全てを属性で表現するとしたら、どのようにしますか?

興味があります。

> 小澤さん

>>返り点を"レ(れ)"と読んでしまうのでは・・・?

地の文にあるので読まれるのに一票。
テストできる環境がないので、もしできればお持ちの方に検証をお願いしたいですね。。。
もしくは知っている方のコメントが欲しいです。

>>自分で書いていて、機能を求め過ぎな気がしますが、
>>教科書や古典を電子化する場合に避けて通れないのでは、
>>と思ったので、投稿させて頂きます。

機能が増えると、使う(制作する)方も使い方を覚えきれずに大変なこともありますね。
# 今あるタグも活用し切れていないと思うことがしばしばです。

でもこのスレッドでは表現の実例を出しているので、実装を気にせず
投稿してもよいのではないでしょうか。
今のrubyで表現できることなのか、表現すべきことなのかも含めて、
実例があって検討できることも多いはずですし。
(と、個人的には思っています。管理者ではないので断定できませんが。)

# せっかく実例を溜め込み始めたので、タイミングを見てまとめて、表現できるかどうかの実装面でがっつり議論してもらうことが必要ですね。

実際、教科書や古典を電子化は今後行なわれると思っています。
このあたりは、DAISYやEPUBの動向と合わせて見ていくともっとはっきりするかもしれません。



2011年1月17日19:06 Takayuki Akimoto <taka-akimoto@thoton.co.jp>:
> I.
>> 事例追加するとしたら、J-POPなど、最近の歌
>> もありますね。耳から聞いた音から判断した文字と
>> 違った表記だったことが、ちらほらありました。
>
> J-POPキリンジの曲に、
>
> ♪はるか空に旅客機(ボーイング) 〜音もなく、公団の屋根の上...
>
> という歌詞があります。
>
> 耳は聴こえるのであれば、この場合、むしろ、
> 文字では漢字の「旅客機」となっていることを、
> なんとかして伝える必要があるのでしょう。
>
> II.
> 属性値か要素か。
>
> 要素にもメリットがあることは、理解しましたが、
> 属性値でも、
>
> ♪はるか空に<ruby reading="ボーイング">旅客機</ruby>
>
> と「当てルビ」を問題なく表現できます。
>
> 皆さんのお話を聞いていて感じたことは、
> 洗練された仕様を作成するためには、
> 「割り切り」の思想を体得する必要があるのでは、
> ということです。
>
> 私は昔、フランス語を勉強したことがありますが、
> 彼らは、簡潔で明晰な表現を好みます。
>
> いっぽう、私含めてですが、日本人の思想は
> クドくなりがちな傾向がありますね。
>
> --
> ソトン・グローバル・コンピューティング株式会社
> 代表取締役 秋元貴之
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Received on Tuesday, 18 January 2011 03:24:01 UTC