- From: Takayuki Akimoto <taka-akimoto@thoton.co.jp>
- Date: Mon, 19 Jul 2010 21:40:29 +0900
- To: Toshiyuki Kamada <tkamada@acm.org>
- Cc: public-html-ig-jp@w3.org
HTML5でも、左右に関しては「論理プロパティ」がしっかりと市民権を得ているのですね。 >ご覧のように、 英語や日本語のように、文字を左から右へ読む言語の場合、canvas 要素のスタイルに directionプロパティーがセットされていなければ、Canvas の textAlign 属性の値が "start" と "left" の結果は同じになります。 同様に、Canvas の textAlign 属性の値が "end" と "right" の結果も同じになります。 >しかし、"start" と "left" 、そして、"end" と "right" が Canvas 内で同じに解釈されているわけではありません。たまたま、文字を左から右へ読む言語だったため、結果が同じになったに過ぎません。"start" とはアンカーポイントから>「言語の読む向き」に向かって文字列を描画するのに対し、"left" は「言語の読む向き」にかかわらず強制的にアンカーポイントを基準に左寄せで(アンカーポイントの右側に)文字列を描画します。これを実際に試してみましょう。 >canvas 要素のスタイルで direction プロパティーに "rtl" を、unicode-bidi プロパティーに "bidi-override" をセットすると、Canvas 内に描画される文字は強制的に右から左へ描画されます。 http://www.html5.jp/canvas/ref/property/textAlign.html ちなみに、この場合の「論理/logical」という言い方は正しいのでしょう。見た目の(physical)文字の並び順序に関わらず、実際に読まれる(logical)文字の並び順序だよ、という意味なので。 一方、横組みのテキスト中に縦組みのテキストが存在していても、文字の並び順(論理的な順序)が変わってしまう、ということではないはずです。 > 「absolute」なのですね。「ダメ、絶対!」(by のりピー)って感じ(^^;) ノリピーは「絶対にダメ」と自分で言いながら、やってしまった人ですが・・・(余談ですが)。 -- ソトン・グローバル・コンピューティング株式会社 代表取締役 秋元貴之 taka-akimoto@thoton.co.jp www.thoton.co.jp 03-3784-1286 080-3757-5689
Received on Monday, 19 July 2010 12:41:03 UTC