- From: Toshiyuki Kamada <tkamada@acm.org>
- Date: Sun, 18 Jul 2010 07:32:07 +0900
- To: "MURATA Makoto (FAMILY Given)" <eb2m-mrt@asahi-net.or.jp>
- Cc: public-html-ig-jp@w3.org
鎌田です。 2010年7月17日17:49 MURATA Makoto (FAMILY Given) <eb2m-mrt@asahi-net.or.jp>: > 札幌会議の準備でヘロヘロです。 お疲れ様です。 > なお、縦書きと横書きの両方に対応するスタイルシートも、alternate > styelsheetとするのでよければ、つまり完全に二つスタイルシートを用意 > するのなら、今の仕様のままでも対応できます。これではあんまりだと > 思うコンテンツ作成者は多いですか? 僕は職業的なコンテンツ作成者ではありませんが、所々の事情を踏まえれば、これは「あり」だと思います。 > 途中で放り出していますが、http://lists.w3.org/Archives/Public/public-html-ig-jp/2010Jun/0006.html > のスレッドは日本語縦書きについてだけでも、もっと体系的な要求の洗い出しを > したいという意図でした。(もう、全然手が回らない。) そうですね。ここの議論に焦点が向かなかったのはまずかったと思います。 まだ、間に合いますか? > RTL言語については、日本語縦書きと違って、書いている時点からかならず > RTLなことは決まってますし、LTRで表示するなんていうのは無意味でしょう > (本当かどうか100%の自信はない)。縦書きと横書きについては、すくなく > とも縦から横へのフォールバックはまったく実行時に定まるものです。どうも > いろいろ違うんじゃないかと思います。 おっしゃる通りと思います。アラビア語を左から書くことはありえません。 一方、日本語は縦横どちらでもありで、しかも動的に切り替えたいという要求まである。 話がだいぶ違います。 また、伝統的な日本語の縦組は非常に細かな要求事項があって、英文の組版とは異なった世界と感じます。 「どうもいろいろ違うんじゃないかと思います」の「いろいろ」が、こういうことだと思います。 がっちり日本語を縦で組みたい人は別スタイルシートで、そうでなく、縦で表示しても違和感ない程度でよければ、要求事項を絞らないと世界を相手に話が通じない。 ただ、左は先頭を表し、下は次の行を示す、と決めておけばどの言語でも共通の土台とはなるので、「そう解釈を拡張する」程度なら話は通じると思います。「程度」と書きましたが、実装時にはフローがその時々でかわりますから、単純ではないと予想されます。 僕は、この意味で、新たなプロパティを導入するまでもないという立場です。
Received on Saturday, 17 July 2010 22:33:39 UTC